どんぐり1号のときどき日記
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2009年02月27日(金) ようやく「スカイ・クロラ」

 ようやく「スカイ・クロラ」が届いた。
 しかしアマゾンの配送が佐川に代わってしまい一抹の不安があったが、これは予想通りだった。なにせポストに入れたままにしていったのである。当然受け取りのサインなどしていない。相変わらず個人に対してはいい加減な会社である。
 元々佐川急便は、企業を相手にして大きくなった会社であり、個人は冷遇していた。だからこそクロネコのヤマト運輸はその間隙を突き、個人をメイン・ターゲットにする事でここまで大きくなれたのである。最初から佐川が個人を大事にしていたら、クロネコもここまで成長できたかどうかは怪しい。なにせ佐川は政治家をバックにしていたのだから。
 という訳で今後、アマゾンには限定品や壊れ物は頼まない方が良さそうだ。佐川はあまりに信用できない。

 そしてもう発売になっている『スネークマンショー「楽しいテレビ」』が、アマゾンからいつ発送になるのかさっぱり判らない状態になっている。状況の連絡がないので、在庫切れなのかどうかすら判らない。
 結局どんぐり2号がタワーレコードで見つけたというので、、『スネークマンショー「楽しいテレビ」』はキャンセルした。価格は高いが明日買いに行く事にしたのである。入手できないよりはその方が絶対に良い。

 という訳で、「スカイ・クロラ」を見る。いずれこの映画は、映画館では3回しか観られなかったので、本当に待ち遠しかった。
 ただDVD発売の宣伝でも戦闘シーンがメインで、もちろん動員や販売の都合で戦闘シーンが強調されるという事情も判るが、見れば判るとおり本質はとても静かな映画である。絵も止まったシーンが非常に多く、もちろん止まってはいても単なる止め絵にはしておらず、何らかの動きを加える努力はしてあり、その動かない動きという部分で、押井監督の意図が人物描写にあったのがはっきりと判る。要は実写の演技がアニメーションでどこまで出来るか、という挑戦だ。ただし優秀なアニメーターが育っていない現在、この挑戦にどれほどの意味があったかと言えば、それはかなり疑問ではある。
 いずれ原画はさぞかし大変だったろう。

 それはともかくこの映画、日常のシーンが自分の好みに合っていて、最近の映画としては珍しく何度も見るタイプのアニメーション映画に仕上がっている。最近の若い人はフランスをはじめとするヨーロッパ映画など見る機会は少ないと思うが、その雰囲気を見事に表している作品なのである。映画とはこういうものだという、一つの見本だ。

 ただ、予想はしていたが、うちの再生環境では音の問題が明確になってしまった。
 映像の再生については、今のブラウン管テレビを買った時にそれなりの物を選んだから今でもあまり不満はないし、普通の映画なら音もそこそこきれいに再生してくれていた。いや、そこそこというのは失礼で、かなりきれいに再生していたのである。
 だがこの映画に関しては違っており、静かなシーンでの音が本当に小さく、うちのシステムでは多少潰れて聞こえるのだ。これではコロナで観た時と変わらなくなってしまう。やはりMOVIXで観た程度の音の再生が出来ないと、押井監督のこだわった本来の音が伝わらないだろう。これは良い音で観るべき映画だと、再認識してしまった。

 しかし音声解説を聞いて、最初のスタッフ・クレジットのパートに映画館で観た時には気がつかなかった意味を込めていた事が判り、驚いてしまった。これに気づかないようでは、映画を観る者としては失格かもしれない。


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