どんぐり1号のときどき日記
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近所の模型屋へ行ったら、ハセガワからブラックラグーン号が出ていた。もちろんあの「ブラックラグーン」で主人公達が使用している高速魚雷艇だ。 プラモは、大昔にレベルから出ていたPT-103をベースに、レジン製のパーツを付けてマンガ版にアレンジした魚雷艇らしい。らしいというのは、シュリンク・パックしてあり中が見られないのである。ちなみにPT-109はあのケネディが乗っていた事でも有名だ。
しかしこのプラモ、価格が\7,140とはふざけている。この店では割り引いてあるが、それでも\5,000以上という価格設定では、とても買おうという気になれない。 オリジナルが古い金型の模型だし追加パーツはレジン製なので、パッケージにも上級者向けと明記してあるとおり、作るのは難しいだろう。そもそもマンガでもアニメでも、とにかく「ブラックラグーン」のファンを名乗る人間のうち何パーセントがこの船を作ろうと考えるだろうか。しかもこの値段である。はたしてどれだけの人間が作れるのか心配になる。ハセガワも変なものに手を出してしまったという事か…。
このパッケージが最初からシュリンクしてあり、中が見られないようになっているのは、おそらく見たら誰も買わないだろうという自覚があるからなのかもしれない。意味のない確信犯だな…。 ハセガワも、ウルトラ警備隊のメカやマクロスのヴァルキリーという、ある程度売れるのが見込める物を出しているうちは心配はないが、こんな物を出すと次が続かなくなるのではないだろうか。
今の時代にほぼプロップどおりのウルトラホーク1号が買えるという事は、もはや普通の光景になったからあまり感じないかもしれないが、実はとても素晴らしい事なのである。昔こういうプラモが欲しかったが、望むべくもなかったのだから。 だからこそ、ハセガワにはあまり極端なイロモノには向かわないで欲しいのだ。イロモノを出すメーカーは他にいくらでもあるし、イロモノは売るテクニックがあり、ハセガワはそういうのが得意なメーカーではない。だからこそ、本当にかっこいいSFメカを出して欲しいのである。 今ブラックラグーン号を出すくらいなら、同じ値段で「α号と黒鮫号」のセットを出して欲しいと心底思う。
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