どんぐり1号のときどき日記
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2008年12月31日(水) 大晦日の本

 朝、珍しく雪が積もっており、昼頃までは結構降り続いたのだが、3時くらいにはほとんど溶けてしまった。この辺が緒戦は仙台の気候なのである。
 そんな中、買いたい本があって駅前の本屋へ行く。
 しかし年末の本屋は空いててくつろげる。たまにはこういう状況がうれしい(もっともいつもこうだと、潰れてしまうから困るが)。くつろげるのは良いが、目当ての本は全然見つけられなかったので、代わりのものをいくつか購入する。

★「�抄局婉瓩�ら 高城高エッセイ集」★
 高城高の文庫全集の隣に置いてあり、最初は宣伝用の小冊子かと思ったら、これが53ページで500円というシロモノだった。見た目も文庫サイズの同人誌だが、元々<高城高の世界>展が仙台で開かれた時(そんなの全然知らなかったぞ)に作られた小冊子との事で、それでは仕方がないだろう。中身は初期から最近までのエッセイだが、やはり彼の作品は古いものがほとんどなので、時代背景なども含めて、読んでおいた方が良いと思う。
 ちなみにこの小冊子、仙台以外でも売っているものなのかどうか、そこが不明だ。もし仙台のみの販売なら、一部の人が欲しがるかもしれない。

★「THE DIG ��55」★
 はかせが日記に書いていたので立読みするつもりだったが、キース・エマーソンのインタビューという文字があったので速攻で購入してしまう。困ったものだ。
 まあ巻頭特集が1969年のロックなので、買っておいても損はないだろう。このあたりがロックにとっては文字通り激動の時代であり、本当の黄金期なのである。このへんをリアルタイムで聞いたリスナーは、本当に貴重な体験をしているのだ。

★「月刊COMIC リュウ 2月号」★
 この雑誌は特に買っている訳ではないし、別に買いたいものでもない。押井監督のエッセイは連載しているが、別に本になるのを待てば良いだけだ。
 その程度なのだが、今月の付録に「夕ばえ作戦 第2部」という、単行本未収録の短編が載っていたので買ってしまった訳である。元々この雑誌は押井守とのつながりが強く、彼が主導の企画も多いのだが、実は彼が光瀬龍の大ファンでもあるために実現した企画なのだ。知っている人には常識レヴェルだが、押井監督はSFも好きなのだが、特に光瀬龍が大好きなのである。
 なおWikipediaに、『「夕ばえ作戦」のオープニングで流されたテーマソングは、いわゆる「著作権フリー素材」として流通していた音楽譜面を編曲したものであり、1975年にフジテレビ系列で放映された時代劇「江戸の旋風」のテーマソングと同一のメロディーだと言われている。』と書かれているが、ほぼ同じ曲なのは間違いない。当時なにげなく「江戸の旋風」を見て、非常に驚いたものだ。

 この他にはは「幻影シネマ館」が面白そうだったが、とりあえず今日はパスである。ここで散財すると後が怖い。
 ちなみにこの本は佐々木譲による映画の本と言うので違和感があったが、内容は完全に架空の映画についての話だ。実は佐々木譲は結構好きで色々読んでいるのだが、こういう架空の映画評が書けるほど映画に詳しいとは思っていなかっただけに、かなり驚いたのは確かだ。
 この中で意外と面白かったのが、『リュック・ベッソンによる「冒険者たち」のリメイク』、という話だ。製作中なので詳しい事は書けないといいつつ、インタビューや一部の内容、出演者から推察する内容など、かなり面白い。確かにこのスタッフで「新・冒険者たち」が作られたら面白い作品になりそうだと思ってしまう。ちなみに連載中はフェイクと判らずにクレームを出した人もいたらしいが、まあ騙される程に良く出来ているのは確かだ。くれーむをつける奴は本読みしてはバカだとは思うが。
 いずれ近いうちに買うつもりの本だ。

 その後、とらのあななどを覗いてみる。冬コミの同人誌が入荷しているのだが、私の欲しいようなものはない。当然か。
 しかしここにある同人誌は、どうも私の趣味ではない。大体絵が気色悪すぎる。同人誌の表紙は宣伝だから、表紙が内容を物語っているはずだが、どうにも世界が違うのだ。はっきり言ってガキの妄想以外の何物でもないだろう。

 今日は例によって見る番組はない。
 ただミヤギテレビで夜中に「アンドレイ・ルブリョフ」をやる。もちろんタルコフスキー監督作品出、私が唯一持っていない作品でもある。当時LDでは出ていなかったからだ。
 見たいが、2:20〜5:45である。タルコフスキーである。見たところで寝るのは確実だ。やはりソフトを買ってきちんと見たいものである。

 という事で、今年最後の日記である。皆さん、良いお年を。


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