どんぐり1号のときどき日記
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2008年09月18日(木) 戦闘機も税金で飛ぶ

 最近はyoutubeで色々な戦闘機の映像を見ている。
 もちろん自分でも少しは映像ソフトを持って入るが、やはりこういう物は高い。映画が安いものなら500円位から買える時代に、安くても5,000円以上するのが普通だ。もっともアニメが6,000円からというのを考えるともしかしたら安いのかも知れないが、少なくとも廉価版が存在しない世界なのにある程度の数が必要になるので、まだまだ高い買い物なのである。

 こうした中で、やはりSu-27から始まったスホーイ・ファミリーの機動映像は凄い。デモにおいてコブラやクルビットは当たり前なのだが、本当に一昔前の特撮やアニメですらこんな機動はしなかっただろうという感じである。
 しかしどんな機動を行っても失速しないという安心感は、パイロットにとっては重要な武器になる。特にロシアの空対空ミサイルは性能がかなり良いので、機体とミサイルの性能だけでかなり優位に立てる。
 そしてここも重要だが、なにより機体価格が安い。なにせ1機30億円くらいから買えるのだ。最新のF-22は日本が買おうとすると200億円くらいになるといわれているし(アメリカ議会が輸出禁止にしたので買えなくなったが)、F-15ですら120億円くらいの時代に30億である。もっともその分、品質とコンピューターの性能が劣るのだが、戦闘機などの兵器はある程度の数が必要なのが常識なので、そういう選択肢もあると考えておく必要はある。

 しかしこういう映像を見ていると、自分が何故F15が好きではないのか見えてくる。ひたすらパワーで押すタイプだからだ。いってしまえば芸がないのである。
 自分が一番好きなのは、やはりファントム・ファミリーのF4である。もちろんこれも当時とすれば力で押すタイプに近いともいえるが、やはりジェット戦闘機というものが理論でも技術でも途上だった時代のF4は、その後改修をしていったとはいえ、現代まで50年近くにわたって実戦を戦い抜いてきた傑作である。F15にはそういう傑作感がないのだ。
 言ってみれば優等生ゆえに面白みがない、というところだろうか。
 やはりF4は傑作であり、そのデザインも個性的で素晴らしい。この感覚は今後も変わらないだろう。

 そしてさすがのF4にも物理的な限界が来ているのに、いまだに日本の防衛省は次期主力戦闘機を決められないでいる。アメリカ議会がF22を売らないと決めたためだが、F2も一機作るたびにMD社に30億もの金を支払っているから結局生産を中止した。つまりF4の後継機がないままF4は退役していくのである。
 一体どうするつもりなのだろう。心配しているのは結局マニアだけなのかもしれないが、役人がさっさとなんとかするべきだろう。
 使うのは税金なのだ。


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