どんぐり1号のときどき日記
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スカイ・クロラの絵コンテ集を買いに駅前まで出る。これを買えば、今回の押井ラッシュでの本とムックは全て揃う事になる(ただし現時点でだが)。 フライング以来見かけなかったが、正式には今日が発売だから書店には山と積んであった。なぜかポニョ関係の一角だが…。とにかく迷わず購入である。 しかしこの本は読んで判ったが、後書きが決定的なほどに面白い。押井監督は自分の手の内を毎回毎回丁寧に晒しているのだが、やはり今回もいくつか新発見があった。映像業界はあまり参考にしていないようだが、本当にもったいない。宝の山なのに。
ちなみに今回は短期間で大量の本が出た訳だが、面白いのは全ての本を読む事で、今回の映画制作全体の流れが、そして押井監督の狙い、変化が明確になる。つまり内容が極端に重複していないのである。これはある意味すごい戦略だ。出版社がすべて違うから押井本人の戦略なのだろうが、良くまあこれだけの内容を別々に、それでいて綺麗にまとめられたものだと感心する。
そしてこれが「イノセンス」の時とは違う点だ。 今回はニュー押井守として変わった監督だが、おかげでその製作理論は極めて普遍的な参考書になったと言える。見事なまでに参考書となりえている。 すべてを自分でコントロールするのではなく、必要な部分は人に任せる。これこそが本来の監督であり、管理職である。そしてそれでもなお自分のカラーが出るから、押井監督なのである。
ところで映画秘宝を買いそびれた。その代わりといってはなんだが、「空の戦争史」を買ったのだった。
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