どんぐり1号のときどき日記
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あの「女か虎か」に続編があるのだという(もちろん直接の続きと言う意味ではないが)。 これについては全然知らなかったのだが、角川文庫から2001年に出ていた山口雅也氏による本格ミステリ・アンソロジーに入っている「三日月刀の促進士」なのだそうな。山口氏の作品は好きなのだが、このアンソロジーの存在自体を完璧に見逃していた事になる。不覚也。 近日中に購入しなければ。
さて、月曜にFedericoさんが「空軍大戦略」の「ACE HIGH MARCH 」を、youtubeの映像で紹介していた。もちろん映画を見た人には「Luftwaffe MARCH」(昔のサントラはこちらの表記だ)と言った方が通りが良いかもしれない、あのマーチである。 これを見ていたら、ついついソフトが欲しくなり(実はLDで買いそびれていたのだ)、結局今日になって買ってしまった。まあ1500円でおつりが来るのだし、かって損はなしの名作なのだから、むしろもっと早い時期に買っておくべき作品だったのだ。
夜になって見たのだが、実に30年ぶりくらいに見た事になる、本当に久々のまともな鑑賞だ。 やはり当時は飛べる機体をあちこちからかき集めて、かなりの数の実機が飛行するのだが、これらによる空戦シーンは本当にわくわくする。映画の構成上どうしても特撮も使われているが(当然、ミニチュアや合成だ)、やはり実物による離陸や空戦にはいたく感動してしまう(ルーカスは、「スター・ウォーズ」でこのわくわく感の再現も狙っていたはずだ)。
ただ空戦シーンでの音楽はもっと控えめでも良かったと思う。純粋にエンジン音や機銃や機体の効果音などで、充分迫力が出せるのだし、この方が緊迫感も出る。だから特にラストへ向けての空戦は、効果音なしの音楽のみという困った演出になっており、これは明らかに音楽が邪魔になってしまっている。ここは非常に残念な部分だ。特に劣勢のイギリス軍がドイツ軍に対してようやく優位に立った部分なので、もう少し音楽は控えめにするべきだったろう。
そんな不満もあるが、それでもこの映画は名画であろう。当時の映画は、戦争映画であってもやはり映画としての演出がなされているから、緊迫感の中に娯楽の部分が必ず現れる。これこそが当時の映画といえる。
しかしもっとスツーカのシーンも欲しかったなぁ…。
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