どんぐり1号のときどき日記
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カンヌ映画祭で「ブラインドネス」なる映画が公開されたのだが、その説明を見てちょっと悩んでしまう。 つまり「ある日、突然目が見えなくなるという原因不明の疫病が蔓延し、社会が混とんと無秩序に陥る中で、 集団生活を強いられる人々の関係や、唯一、目が見える女性のとる行動をリアルに描くサスペンス」なのだそうだ。 どこかで聞いた話だが、この説明を見てロートルのSFファンなら100人が100人、「トリフィドの日」を連想するのではないだろうか。実際私は、テレビでざっと説明が流れた時にリメイクかと思ってしまったくらいだ。 盲目になる原因はともかく、テーマは「世界中のほとんどの人が一晩で盲目になった社会」であり、これは両作品とも全く同じである。違いはトリフィドの有無だけであリ、これは極論すればテーマ上の違いとはならない。トリフィドの有無によって人類が基本は愚かだという表現がソフトになるかどうか、という違いだけだ。 だからこれは「トリフィドの日」のリメイクといってもいいだろう。だからこそ実はこの映画にあまり期待はしていなかったりする。
ところで。 なんと「ブラックラグーン号」がプラモで出ると言う。もちろんあのマンガ(アニメにもなった)「ブラックラグーン」に出てくる主人公たちが乗っている魚雷艇なのだが、何をトチ狂ったのか、出すのはガレージキット・メーカーでもアオシマでもなく、「ヒコーキのハセガワ」である。 ハセガワがアニメ「マクロス」のバルキリーを出した時は、元がF-14に近い戦闘機の一種であり、プラモとして変形はしないしハセガワ独自のパネル・ラインの工夫など、飛行機プラモ・メーカーとしてのこだわりがあってまだ理解は出来た。実際当初は生産が追いつかないほどに売れていたという事なので、タミヤがミニ四駆で稼いだ金をプールしてミリタリー物の開発費用に当てたという例を出すまでもなく、企業としては必要な戦略だったと理解できる。
だが「ブラックラグーン号」は魚雷艇である。はっきり言えば「PT-109」そのものだが、1963年に暗殺されたケネディ大統領が軍務時代に艇長をしていた事で有名だから、意外とプラモ化されているし、実際日本でもタミヤが昔出していた。 だからこそ、何故ハセガワが? 本当によく判らないセレクトであり展開だ。
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