どんぐり1号のときどき日記
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2008年03月25日(火) またも無能

 23日に茨城県土浦市のJR常磐線荒川沖駅周辺で起きた連続殺傷事件では、土浦署捜査本部の不手際、もっと率直に言えばミスが被害を大きくしたようだ。
 そもそも駅近辺で無線を持たずに何をしようとしていたのだろう。実際に最初の捜査官が取り逃がしており、そこで無線があればここまで被害者が大きくなる事はなかったはずだ。
 特に捜査本部側の「無線のイヤホンは、容疑者の目につく可能性があるのでやめた。逮捕を優先した」という言葉に大いに問題がある。つまり彼らは「逮捕を優先した」のであり「被害を食い止める」事は考えていないのである。そして実際には取り逃がして死傷者を出した訳で、はっきり言えば無能である事が招いたミス以外の何物でもない。

 そんな無能をさらしたために、警視庁は各県警本部に「適切な捜査員配置、状況に応じた捜査員の拳銃携帯などを求めた」そうだが、こんな人ごみでの拳銃携帯など、ろくな射撃訓練をしていない日本の警察官にとっては全く意味がない。人ごみで撃てるだけの技術はないのだし、そもそも犯人側に奪われる可能性もある。とにかく日本の場合、特殊部隊以外の警察官が人ごみの中で銃を携帯するのは、あまりにも危険だ。
 今回の事件では、警官が銃を持っていたところで何の役にも立たなかったのは明白である。本当に最近の警察組織はレヴェルが低くなったもので、これでは犯人を刺激して被害を大きくしているだけだと言われても仕方がない。実際に取り逃がしているのだから。

 まあそれでも例によって「操作に著しいミスはなかった」と責任逃れの発表をして終わるのだろう。自分たちに責任はないから、被害者は加害者に損害賠償請求すればいい、という考えでしかないのだ。結局被害者は無駄に死んだり怪我をした事に、当の警察が気づいていないのだから、犯罪の抑止などできるはずもないのが実情である。

 警察は事件を事前に食い止める事はできない。もっともストーカー事件のように、本来は可能であっても絶対に行わないが、それでも事件が起きてしまったら、全力で速やかに収束に向かわせなければならないのだ。それが本来の仕事なのに、今回のように拡大させてどうする。
 もう呆れるしかない。


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