どんぐり1号のときどき日記
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ついにアーサー・C・クラークが亡くなった。90歳だからほぼ寿命といっても良いだろう。 クラーク自身はSF作家として一流だし歴史もあるから各メディアではそこそこ大きな扱いだが、たぶん翌日の新聞でも扱いは大きいだろう。これはテレビ、新聞、ネットを問わず各メディアにSFファンがかなり浸透しているし、それなりの地位にいる人も多いから、まず間違いない。
いずれアシモフ、クラーク、ハインラインという三大SF作家の中ではクラークが一番好きだった。自分の感性に一番合っていたのだろうし、彼の作風はほとんど変わらなかったからだ。せめて来年公開予定といわれる「宇宙のランデヴー」を見てもらい、その感想が聞きたかったがもう無理となった。さて、次はいよいよ日本のあの御大か…。
こんな夜に「2001年宇宙の旅」を見るかというとそんな事はなく(あれはどうしても「キューブリックの作品」というイメージが強いのだ)、ようやく「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」を見たりする。 今回の作品を見て、ようやく当初のダブルドア役をリチャード・ハリスにした理由が見えてきた。やはりダンブルドアも魔術師なので戦う必要があり、そのイメージだとリチャード・ハリスの意味が生きてくる。最初の作品だけだとダンブルドアに戦うイメージはないので、どうしてもリチャード・ハリス起用の意図が読み取れなかったのだ。
しかし今回の作品も、相変わらずご都合主義といわれても仕方のないシーンが多い。やはり映画というのは原作を多少縮めている都合上仕方がないのかも知れないが、やはりこのシリーズはそういうシーンが多いと感じてしまうのだ。 それでも脚本と演出がある程度うまく作られているので、おそらくほとんどの観客は、判っていてもそれを気にしないのかも知れない。それならそれで映画としては合格なのだ。
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