どんぐり1号のときどき日記
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| 2008年02月27日(水) |
私をスキーに連れてって |
久々に「私をスキーに連れてって」を見る。
公開当時から変わらない感想だが、まっとうな青春映画だけあってなかなか恥ずかしい映画である。だがだからこそ当時はヒットしたし、二次効果としてスキー製品が安くなり、スキー場が整備されていった。もちろんバブルという時代背景もあったのは確かだが、映画の力を見せつけた作品である事は間違いない。 なおこの映画におけるカー・スタントのシーンは、日本映画としては今の目で見ても充分通用する丁寧な作りである。青春映画ならもっと適当でも良いのに、あえてきちんと作りこんでいる所が非常に良い。そういった点でも、この映画は見る価値がある。
映画公開時は、SF仲間も元々スキーにはまっていた連中は多く、文字通り西へ東へ南へ北へと、本当にあちこち動き回ったものである。ちなみに純粋にスキーをすると考えた場合、私か一番好きなのは雫石だ。これは今でも変わらない。 いずれ、栗子には栄ちゃん、安比にはT寺家と、後々ベースが存在した事も長く続いた理由であろう。みんな若かったのである。今でも若いが。
実はこの頃、「私をスキーに連れてって」と同じくらい仲間うちでヒットした映画がある。もっとも地方の映画館では公開されず、皆でLDで見て受けた映画「ファイヤー&アイス 〜白銀の恋人たち〜」である。ただし同名のファンタジー映画とはまったく別の1987年のドイツ作品だ。 ストーリーは実に単純で、妄想系の主人公が夢に出てくる彼女を追って、ニューヨークからアスペンに行くというそれだけの話で、本当にそれだけである。だが007のスキー・スタントを担当した連中が披露する数々のスキーシーンは凄い。ところどころ007と同じようなシーンになるが、コメディなのでこちらの方が楽しめる。 そもそも監督はあのボグナーなのである。スキーだけでなく、各種ウインター・スポーツの見せ場が満載で、本当に楽しい映画に仕上がっている。
ちなみに当時はまだ「どマイナー」な存在だったスノーボード(この頃は、ほとんど日本では知られていなかった)のシーンでは、アラン・パーソンズ・プロジェクトのルシファーが使われ、これがなかなかカッコイイのだった。
しかし「私をスキーに連れてって」は、DVDヴァージョンでもリマスターされておらず、映像は当時のままといってもいい。だがDVDで当時のままという事は、映像の奥行きや発色の点でLDよりも劣るので、これはリマスター版を出して欲しいと思ってしまう。 DVDの映像は、そのままでは決して美しくないのである。
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