どんぐり1号のときどき日記
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イージス艦の事故もあったという訳ではないが、「亡国のイージス」を見る。事故の起きる前に借りていたのである。
あまり細かく説明がない分、アップテンポで楽しめるつくりになっている。 原作通り、「Twelve Y. O」の内容を持ってきて会議で説明しているが、この辺は何も知らない観客はどう思ったのか気になる。そういう人にはかなり唐突な内容の部分なのだ。 それでもこんな内容にしては、一般観客向けとして及第点だろう。一般観客相手には、あまり面倒な事を考えさせてはいけないのである。観客を動員するという事はそういう事なのである。
しかし千石のイメージは真田ではないのだが、この映画の内容ならあまり違和感はないように出来ている。ラストの活躍が違うからだ。狭い艦内を縦横無尽に走り回るというイメージでのキャスティングの可能性があり、この部分が原作との最大の違いなのかもしれない。 それはいいとしても、彼は何故生きているのだろう。原作では確実に死んでいるし、映画でも拳銃弾を3発、腹部へ軍用ナイフ、その後に必死の活動…、普通は確実に死んでいる。これはちょっとやりすぎだ。人間は不死身ではないのである。
そしてラストの衛星映像に送る手旗信号は、モンティ・パイソンを思い出して笑ってしまうところだった。例の「嵐ケ丘・手旗信号版」である。瀕死の状態で衛星を利用して信号を送るのだが、なんだかとてもマヌケなシーンに見えて仕方がない。 やはり脳内イメージと具体的イメージにはかなりの距離があると認識してしまった作品でもある。
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