どんぐり1号のときどき日記
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2008年01月04日(金) ファンダメンタリスト

 スバル・フォレスターのCMがサンダーバードとウルトラホーク3号をモチーフにして作られていると言うので話題になっている。ネット上でも見られるので確認したが、私の目からすれば「サンダーバードのマネをしているウォレスとグルミット」といった感じである。
 まあ世間一般では滝の裏から飛び出すのはウルトラホーク3号だろうが、実はこれにも「0戦レッド」という元ネタが存在する。まあ「売れたモン勝ち」の世界だからどうでもいい事だが、少なくとも滝の裏側が格納庫で水をシャッター代わりに使うと言う絵は、これ以前の存在を知らない。
 ただしサンダーバードの音楽をストレートに使うのも、なんだかあまり頭を使っていないようで残念だ。

 ところで昨日買った「狂犬は眠らない」の作者ジェイムズ・グレイディの娘がなんと映像監督をしているとの情報を貰った。やはり「コンドルの六日間」が映画化されているので、そのつながりもあるのだろうか。
 とりあえず調べると「Jesus Camp」という作品で、アメリカにおけるキリスト教根本主義者の子供向け集会を淡々と映像に収めているに過ぎないのだが、これによって彼らの異常性が自然と判ってしまうという仕組みになっているらしい。

 基本的にキリスト教根本主義、つまりファンダメンタリストと呼ばれる宗派は非常に危険だ。聖書の言葉は一字一句すべてが事実ととらえるのだから、少なくとも子供に教えるべきではない。だからこのドキュメンタリーは、本来の宗教の意義とは何かを考えるためにも意味があると私は考える。

 だがこの作品の日本公開は難しいだろう。なぜなら、一つにはマスコミが宗教に対して異常なまでに過敏なため、そもそも宗教の本質を理解していないのに「触らぬ神に祟りなし」状態に陥っているためだ。
 そしてもう一つの理由は単純に観客動員が見込めないというビジネス上の理由である。いくらソフトを発売しても、これは映画館、テレビ等の公共の場で上映してこそ意味がある。個人個人が所持しても、著作権というほとんど意味をなさないシステム上の問題で簡単に公共の場でオープンに出来ないのでは、この作品の持つ意味はなくなってしまう。
 悲しいが、これが日本の現実である。


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