どんぐり1号のときどき日記
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2007年12月17日(月) オメガマン

 ネット上での感想(ほとんどは稚拙なものだ)をみると、どうも「アイ・アム・レジェンド」は原作のような「地球最後の人類」テーマではないらしい。原作では地球上の人類が次々と吸血鬼化してしまい、最後に残った主人公が、文字通り最後の人類となるのだが、映画では人類が死滅していくようなのだ。つまりこれは「渚にて」テーマになっているような気がするのだ。
 でもこれだと小説ラストの「これで自分が伝説になる」という部分がまったく使えなくなる。それでもこの映画は「アイ・アム・レジェンド」なのだろうか。一体どうすればこのセリフが生きるのか、謎である。

 そもそも人類が吸血鬼化してしまい、これを殺していくのが主人公の生きがいとなるのだが、実はこの最後の人類こそが吸血鬼からすれば「眠りの時間に次々と仲間を殺していく怪物」なのである。
 だからラストの「アイ・アム・レジェンド」というセリフが生きてくるのだが、人類が死滅してしまうのでは、伝説になどなり得ない。一体この映画はどんな内容になったのだろう。
 ここまで気になるなら見に行くべきだと思うかもしれないが、私はウィル・スミスが好きではないのだ。


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