どんぐり1号のときどき日記
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2007年10月04日(木) 異常な社保

 またもニュースから。
 市町村職員による国民年金保険料着服問題で、舛添厚生労働相は4日午後、宮城県大崎市が着服した元職員を刑事告発しない方針を決めたことを受け、地元自治体に代わって社会保険庁が刑事告発するよう、坂野長官に指示した。社保庁は着服の詳細を確認した上で、宮城県警に告発する方針だ。舛添氏は記者団に「犯罪を野放しにできない。市町村長が告発しないなら社保庁長官を通じ告発させる」と述べた。

 舛添氏の発言は、民間からすれば当然の発言だ。言い方はきついかもしれないが、異常な集団である社会保険庁に対しては至極当然の言動だと言える。

 だがこれに対して、弱い者いじめだとか大人気ない、などと書いているヤツもいるが、彼らは社会保険庁が長年にわたって行なってきた組織ぐるみの悪事(ここはあえで悪事と呼ぶ)を知らないのだ。
 もう今の政治家がどうこういう以前から、というか大昔から社会保険庁が役所の組織の中では最悪だとずっと言われ続けてきたのだ。そしてそういう連中をかばうような候補者が、常に市町村では当選し続けてきたのである。

 つまりいまさら彼らを処罰するのは、自分の悪事を表面化するのに等しいし、下手をしたら一緒に罪に問われる可能性すらある。だから大崎市の連中は刑事告発できないのだ。
 そしてそもそも役人の感覚は一般社会人からすれば完璧にずれていて、彼らがよく主張する「金は返したから良い」というのも、だったら警察も法律も不要になるということに気づいていない、というか気づいていないフリをしている。これはかなり悪質な詭弁だ。

 いずれ社会保険庁の悪事は、他の役所の比ではない。あまりに酷すぎて歴代の厚生省のトップですら手を付けられずにきたのだ。
 そういう歴史的事実を判っていないヤツが軽率に社会保険庁を擁護するのは危険なのだ。現在の社会保険庁はいじめられているのではない。正当に裁かれているだけなのである。
 それが判らないのでは、年金を受け取れなくても仕方がない。それほど異常な役所なのだ。


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