どんぐり1号のときどき日記
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2007年09月23日(日) 世の中のベクトル

 予想通り、自民党総裁には福田氏が就任する事になった。
 これは自民党が、とにかく内部のゴタゴタを早く収束する事を最重要項目にした証拠である。福田氏は麻生氏よりはそういう事に長けているのである。
 そして首相に決定したら、とにかく中国が会談を申し込んでくるだろう。なにせソウル・オリンピックまであと1年を切り、党大会も始まるので、中国にしてみれば北朝鮮のテロ国家解除は緊急に必要な事項なのだ。
 いずれ時間との戦いになるので、日中両国にとって頭の痛い問題になるだろう。

 そんな世界情勢とは関係なく、またも警察のトンチンカンなニュースが流れていた。
 高知市の飲食店からの通報で駆け付けた高知県警高知南署員が、酔客が従業員に暴行するのを目撃しながら、騒ぎを収拾するため、酔客側が求めるままに従業員に土下座をさせていたという。
 上村和宏副署長は「暴行した女性が妊婦だったため、(検挙などは)配慮した」と釈明して、同署幹部は24日に店に謝罪するそうだが、今回の事件は警察が不要だと自ら公言したに等しい。今後チンピラその辺のガキは同じ論調でごねる事は確実だ。
 もっともこの妊婦と称する奴が警察の身内だという可能性も否定できないが。

 事件の概要は、「今月18日午前1時過ぎ、男女3人組の客が『注文した物が来ていない』などと皿を割るなどし騒いだ。通報で駆け付けた同署員4人が、任意同行しようとしたところ、客の女が逆上し、女性従業員を平手で殴った。同署員は客を店外に出すなどしたが、約2時間たっても客が店に土下座を求めるなど事態が収拾しないため、署員が『それで終わりにしましょう』と土下座を促し、店長ら従業員3人は客に土下座。客の1人は酔っており、署員が客の車を運転し自宅まで届けた」となっている。
 
 これはもう、バカを通り越して国家権力を利用した犯罪である。そもそも妊婦が午前1時まで酒を飲んでいるという時点で本当の妊婦なのかと疑ってしまうが、それはそれとして、加害者をそこまで優遇する警察とは一体何のために存在しているのか判らない。毎度の事ながら、加害者を厚く保護する警察には呆れてしまう。
 真面目に現在の警察は全て解体して、新たな警察機構を作る必要がある。現在の警察幹部は役に立たないばかりか、一般社会の生活を営む上では邪魔でしかない。全て首を切るべきだろう。それで公務員の数が減るのだから良い事だ。

 ネットでは「土佐の高知(橋本大二郎知事)は人情豊かなところと聞いていたのだが、不安になったので旅行を止めようかな」などと書いている人もいたが、充分人情に厚いではないか。ただし犯罪者に対しての話だが。
 警察がこんなだから、結局は店で単独に「成敗する」しかなくなってしまうし、誰もそれを否定できなくなる。なにせ呼んだ警官が加害者の味方をするのだから、これは呼ばずにおく方がどれだけ平和な事かと誰もが思うだろう。
 多分今後もこういう事件は増える。何故ならそうして警官を呼ばなければ、警察はヒマになるからだ。税金泥棒への道は着々と整備されているのである。
 そして日本はますます治安の悪い国になっていくのだ。


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