どんぐり1号のときどき日記
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今日から、辞めていく事務の女性の引継ぎ作業に入る。いまさら本当に面倒だ。
さて、例のテロ特法は、民主の反対で失効する事は確実になった。私はこの点では民主の意見は間違っていると思っているので、支持しない。民主党の考えは、テロ対策とイラク戦争を混同しているためだ。そしてそれをまったく理解していない支持者と言われる連中も、つくづくマヌケだと思っている。小沢に騙されているのだから。 断っておくが、小沢は支持を得るために、政治家としては普通のパフォーマンスを行っているに過ぎない。別に良いとか悪いとかではなく、小泉以前の政治家では普通の事だ。問題なのはそれに引っかかる国民である。 詐欺では引っかかる方にも責任があるといわれるが、こと政治に関しては騙される方が悪い。
そんな中で。 間に友成純一「ホラー映画ベスト10殺人事件」を挟んで、ダン・シモンズの「カーリーの歌」読了。 「ホラー映画ベスト10殺人事件」は、前半は良かったのだが、どうもラストに向けてつまらなくなってしまった。どんどんスケールが小さくなっていくのである。それが元々の意図なのかもしれないが、少なくともカタルシスは感じられない。
これに対して、やはり「カーリーの歌」は凄い。後半200ページの展開は、まさに怒涛の展開で、気がつくと1時半を回っていたのである。特に主人公であるルーザックの、まだ赤ん坊の娘が誘拐されてからはまさに目が離せなかったが、これは久々に予想を裏切る展開だった。 この展開ゆえにラストが効いてくるのだが、読んでいてTONOの「カルバニア物語」11巻で、カルバニア国王が再婚する理由の部分とクロスしてしまった。これほど傾向もメディアも違う作品なのに、訴えているものが同じだとは驚いた(これ以上書くと、ネタバレしないといけない)。これは結構胸をうつものがある。
「カーリーの歌」は1985年の世界幻想文学大賞を受賞したホラー系の作品なのだが、やはりダン・シモンズは只者ではない。ストーリーの構成がかなり上手いのだ。こうなると次は「殺戮のチェスゲーム」を探さなければならないが、これではどんどん「ハイペリオン・シリーズ」から遠ざかっていく…。
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