どんぐり1号のときどき日記
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今日はなんとにくダラダラと過ごす。
まずは昨日買った「対戦車戦1943」のDVDを見る。 これは思った以上に面白い映像だ。一瞬ドキュメンタリーかと思ったが、砲撃されている戦場であんなカメラ位置を取れる訳がないし、そもそもクレーンかドーリーを使用した動きがあるから、宣伝用映画だとすぐ気がつく。 だが宣伝用だけあって、映像が非常にクリアで、珍しい物が色々と見られる。例えば地雷にしてもドイツ軍独特の使い方を手順を踏んで見せてくれるし、後半の工兵部分など、実にサンダーバーディである。ここまで丁寧な描写だと、マニュアル映像だと言えるだろう。 しかし状況をマップ上のアニメーションで説明しながら徐々に高度を下げていくと模型になり、最終的に実写へ繋がるという映像は面白い。コンピューターが発達しはじめた頃に、宇宙空間から人間サイズまで一気にズームする映像が作られたが、概念はここでもう作られていた訳である。さすがはゲッペルスを生んだ国の軍隊で、宣伝にかけては天才的だ。
その後、「キートンの探偵学入門」を見る。もちろんバスター・キートンの1924年の作品だ。 これは「カイロの紫のバラ」の元ネタだと言われていたが、見て納得する。だがそれ以上に1924年にこんな面白い作品を作っているキートンに感服する。やはり代表作は一通り見ておいた方が良さそうである。 私の寿命もそれほど残っていないのだし。
続いて「アット・ラスト・ザ・1948・ショウ」を見る。 これはジョン・クリーズとグレアム・チャップマンがモンティ・パイソンを結成する前にテレビで放映していた作品である。時期的にもモンティ・パイソンのベースになったと思われるスケッチもあるし、ストレートなモトネタ・スケッチすら存在する。 笑いとしては少し古さを感じさせるものもあるにはあるが、放送局自体をおちょくったり、職業自体を差別したりというパイソン的スタンスは、もう立派に確立している。 しかしグレアム・チャップマンが患者としてカウンセラーを受けるネタでは、異常な医者が異常な質問を繰り返すので患者がキレてしまうのだが、その中で「酒はまあ、結構飲みます」というのと「私は女なんかに興味はないっ」というセリフが、スケッチとは別の意味で笑ってしまう。これは本人も死んでしまった現在だから別の意味で笑えるのだが。 いずれモンティ・パイソンのメンバーは凄い事をしていたのだと判る映像だ。
そして「トルク」である。 これはもう、おバカ映画の見本である。全員がワルのバカ・ストーリーである。でもバイクのシーンはちょっとワクワクしてしまうのだ。 結局、下の文章(特に最初の方)が恐ろしいほど的確にこの映画を説明している。もう付け加えるべき事はほとんどない。
http://hakaiya.web.infoseek.co.jp/film/2004/torque.html http://www.combridge.co.jp/contents/cinema/archives/2005/07/post_3.html
こういう、本質を的確に突いた文章を書ける人が羨ましくなってしまう。
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