どんぐり1号のときどき日記
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| 2007年06月24日(日) |
FALL OF HYPERION |
本屋とCDショップを回る。 実はダン・シモンズの「殺戮のチェスゲーム」を捜しているが見つからない。 出た当時、あまりにも山田正紀の「謀殺のチェスゲーム」と題名が似ていたためにパスしたのだが、「ダーウィンの剃刀」を読んだ時に買っておけば良かったと後悔し捜している訳である。未だに見つからないので、そのうちアマゾンあたりで注文するしかないだろう。
この時「ハイペリオン」を買おうか迷ったが、きっと読み始めるとハマるだろうと思い、今日はパス。いずれダン・シモンズはすべて読んでみるつもりだが、特に怪奇系の作品に注目している。 代わりに「変な学術研究1」(ここの1はギリシャ数字)を買う。意外と目からウロコが落ちるような記述があり、面白い。 ついでにようやく徳間書店から出ていた「攻殻機動隊アルティメットアーカイヴ」も買う。
CDはユーライア・ヒープ「ハイ・アンド・マイティ」とロバート・ジョン・ゴドフリー「フォール・オブ・ハイペリオン」を買う。
前者はジョン・ウェットンが在籍し、中心になって作られたアルバムだ。ジャケットはルガーP-08を逆さにして翼をつけたもので、記憶に残りやすいものになっている。 内容は、音作りはいかにもユーライア・ヒープだが、時代に合わせて迷走していた事が判る内容でもある。結局中途半端に終わっているのだ。だが後期の彼らの中では比較的聞きやすく仕上がっているのは、ジョン・ウェットンの功績なのだろう。人によっては軽すぎると言うだろうが…。
後者のアルバムはロバート・ジョン・ゴドフリーのソロ・アルバムで、彼がTHE ENIDを結成する前に発表したものだ。聞けばもうこの段階でTHE ENIDの構想が固まっていた、というよりこのまま進んだ姿がTHE ENIDだったと言うのが正しいのだろう。 しかしHyperionというのも、元々はギリシア神話の太陽神だが、作品としてはジョン・キーツの叙事詩がベースになっているらしく、ダン・シモンズの「ハイペリオン」シリーズも同じで、よほどこの「ハイペリオン」というのは魅力的なものらしい。 だがどれも「FALL OF HYPERION」という題名なのに、日本語の題名が違うのも混乱する。ダン・シモンズのSFでは「ハイペリオンの没落」(ジョン・キーツのものは邦題もこれになっている)だし、ロバート・ジョン・ゴドフリーの最初の国内盤は「太陽神ヒュぺリオンの堕落」というアルバム・タイトルだった。こういう例はいくつかあるが、やはり元が同じ叙事詩であれば、題名の統一を計る努力はすべきだろう。 まあロックのジャンルでは、売れなければならないという事で題名のインパクトが必要なのは判るが。
ちなみにTHE ENIDには、ブラッドベリの小説の題名そのままのアルバムもある。 これは「SOMETHING WICKED THIS WAY COMES」で、もちろん「何かが道をやってくる」だ。
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