どんぐり1号のときどき日記
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2007年06月23日(土) カメラ雑誌も不調

 本屋へ行き、カメラ雑誌の立ち読みなど。
 しかしデジタルが主流になってからのカメラ雑誌はつまらなくなった。特に「CAPA」と「カメラマン」は、編集方針の変化や写真の粗さがあって、とても以前と同じ雑誌とは思えない程だ。
 それとデジタル・カメラで撮った写真が雑誌の印刷と相性が悪いのか、どうも写真がきれいに見えないのだ。もちろん「アサヒカメラ」や「日本カメラ」といった権威筋の雑誌の写真はそれなりにきれいだから、多分元データと印刷の相性が悪いだけなのだとは思うが…。

 だが写真雑誌全体に対して特に不満なのは、デジタル・カメラが家庭電化製品と同じ扱い、同じレヴェルになっている事だ。つまり短期間での新機種投入が常となり、カメラ自体の耐久性の低さ、性能の低さが当たり前になっている。
 例の映像素子へのゴミ付着問題も、未だに決定的解決法は存在していないのに、それでよしとしている業界も異常だ。

 フィルム・カメラは、AF化されてからはそれなりに電子部品の占める割合が増えたが、基本的にはフィルムとレンズのバランスで成り立っている割合が大きく、カメラ本体は「いかに使い易いか」「レスポンスの速さ」「耐久性」という部分の差であり、写真の写りはレンズに負う部分が非常に大きかったのである。
 だがデジタル・カメラはそもそも映像素子の性能で写りの良さが左右され、メーカーは映像素子自体が持つ欠点をいかにうまくカヴァーするか、そしていかに綺麗に仕上がっているように見せるかという部分で苦労をしている。
 たかが10万円程度のデジカメで綺麗な写真など撮れないのが実情なのであり、使い勝手もまだまだフィルム・カメラに較べると実用レヴェルにはほど遠い。
 カメラと言うのは、プロ、アマを問わず、快適に撮影できないと困るのだ。ファインダーを覗いて、妙に見難いと思われるようではカメラとして失格なのだが、現在の普及機はすべてこの点で落第なのである。

 だがフィルムは、売っている場所が限られてきたし、現像も同様だ。困ったものである。


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