どんぐり1号のときどき日記
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2007年05月28日(月) 一つで充分ですよ

 来月発売予定の(あくまで予定であり、模型屋ですら遅れるだろうと言っている)「66式メーサー殺獣光線車」だが、このフルネームが使われるようになったのは、実はウェーブから1990年頃に発売された1/78のプラモが最初であり、これ以後定着していったのである。

 そもそも映画の中では「メーサー車」だったのだが、その後出た解説書で「メーサー殺獣光線車」が使われるようになり、一般化していった(一般化といっても限定された一般化だが)のであり、「66式」と言う呼称は使われていなかった。
 この理由は明白で、映画で活躍したメーサー車は「サンダ対ガイラ」のみだからだ。その後の映画に脇役で出た時にはただのやられメカであり、本来のメーサー車としての使い方と活躍をした映画は存在しないため、わざわざ「66式」などつけて区別する必要はなかったのである。

 今回アオシマから出るモデルは、「66式メーサー殺獣光線車」と「70式メーサー殺獣光線車」の二種類が発売されるという事になったのだが、私は70式というのはメーサー車とは考えていない。あれはあくまで、倉庫にあった撮影用プロップを出して加工して少し出しただけの、文字通り予算の都合で引っ張りだしてきたモデルだからだ。
 したがって昭和のゴジラ映画に「メーサー殺獣光線車」は出ていなかったと考えても良いのである。

 今回のアオシマのモデルは確かにファンが長年待っていたものだが、ここは66式一種類に限定し、ファンのために少し安い「2台セット」を出すべきだったろう。私もセットで2万なら躊躇せずにそちらを買ったのは間違いない。
 いくらアオシマのこのシリーズは二種類出すのがフォーマットになったのだとしても、やはり出す必要のない物も存在するのだ。
 70式が売れ残ったらどうするのだろう。


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