どんぐり1号のときどき日記
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2007年04月22日(日) 次期戦闘機

 ブルー・エンジェルスが、久々の墜落事故を起こしたようだ。ただし今回は1機の墜落である。以前のような編隊全機の墜落ではない。
 もちろん海外では航空ショーに危険はつきもので、現場で被害にあってもそれは自己責任の部分もあると認識されているから、少なくとも観客はその覚悟で見に行く必要がある。問題は周辺住民が被害にあった場合で、今回は住宅に被害があったらしく、少し揉めそうだ。

 戦闘機といえば、数々の延命策にも限界が来たF4EJ改の後継機が、F22AとF15FXに絞られたようだ。
 しかし時期が悪い。あまりにも悪すぎる。現在F22はまだアメリカ議会の輸出許可が出ていないが、それに代わる高性能の戦闘機がアメリカに存在しない。そもそもF22は250億、F15FXですら100億はするという代物である。もちろん一機の価格だ。

 ここで防衛省には、F15FXを先行取得し、解禁を待ってF22Aを導入、2機種の組み合わせで「質と量」を兼ねるという案が浮上したらしい。
 これはHi-Low-Mixという考え方だが、これが出たのはF15導入時のアメリカで「F15が高すぎて量でカヴァーできないからF16で補う」必要があったからだ。それが今度はF22が高すぎるからF15でカヴァーとは、日本も金持ちになったものである。
 だが確かに他の候補であるF/A-18はただの当て馬だし、フランカー・ファミリー、ユーロ・ファイター、グリペンなども全て同じ扱いだ。そうなると、国産F-3の開発という手もあるが、あまりにも時間がない。機体のモックアップはあるが、まだF-3としての性能確保までは行っていないのが現状である。

 結局今回は、選択肢があまりないのである。なんだかアメリカの軍需産業に、いいように扱われそうだ。


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