どんぐり1号のときどき日記
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| 2006年07月23日(日) |
「日本沈没第二部」読了 |
今日は小松左京+谷甲州の「日本沈没 第二部」を読み終わる。 日本が沈んだ事が、地球規模の異常気象を引き起こす事になるというのがメインの話である。全体に良くまとまってはいるが、やはり1973年の「日本沈没」を読んだ時のような感動はない。 これは前作発表当時の私は高校生だったので、まだ世界情勢や地殻変動などの知識があまりなかったせいもあるが、当時は純粋に日本を沈めるというテクニックに感心してしまったのである。 だが「第二部」になると、沈んだ事が引き金となって地球規模の寒冷化が進むという予測から、帰る国のなくなった日本国家と日本人が国際社会に対してどう動くのかがメインになっているため、さすがに私もこの年になると世界情勢、最新科学等の動向は注意しているから、極端に目新しい部分がないのである。 したがって、よくまとまった小説を読み終わったという、あえて言えば「面白かった」という程度の感想しか持てなかった。
ただこれを読んで思ったのだが、日本人が作る作品で国際社会が絡むものは、どうもイラク戦争時のアメリカをそのまま取り入れているものが非常に多いのが気になってしまう。別にそれがうまく出来ていれば構わないのだが、かなり単純な解釈が多いので、その部分は読んでていてしらけてしまう。特に新聞などに載っていたステレオタイプなままなものが異様に多いと感じる。 このへんはもっと勉強してもらいたいものだ。
午後はちょっと買いたい本があったので、駅前のジュンク堂まで子どんぐりと出かける。 しかし少し見て回っただけで、次々と欲しい本が見つかる。もちろんすべて買っていたらとんでもない金額になるので泣く泣く諦めるしかなかったが。 結局今日買ったのは小松左京「SF魂」、影丸譲也/中城けんたろう「怪奇大作戦」、小林宏明「GUN講座2」の三冊だけであった。
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