どんぐり1号のときどき日記
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2006年07月21日(金) 観たら少しは考えろ

 映画秘宝を買ってくる。
 今月はなかなか恥ずかしい表紙である。いや、今さらビキニのおねいさんが写っているから恥ずかしい、なんて思わないが、あまりに写真が「ヘタ」なのである。もっともこのヘタさですぐに映画秘宝の表紙だと判るから、個性のうちだと言ってもいいのかもしれないが、でももったいないなぁ。

 世間では話題にもなっていない「ウルトラヴァイオレット」だが、あちこちの感想を見て不評の原因を考えるに、「あの程度なのに、ストーリーを理解できていない」「アクションに目がついていっていない」というのが圧倒的だ。
 あの程度の話を理解できていないとは、本当に信じられない。一体あれのどこが判らないというのだろう。少なくとも、ストーリーに直接関する事はかなりの部分がきちんと説明されているし、ちょっと想像すれば理解できる程度の省略でしかない。理解できないほどメチャクチャな内容ならともかく、それなりに明示&暗示されているのだから、その程度は自分で考えればいい。多少の想像力は観客の責任である。
 しかし何故理解できないのだろう。そこまで今の観客は自分でモノを考える力がないというのだろうか。

 ところで最近、「You Tube」の文字が日本のマスコミで良く見られるようになった。もう完全にメジャーな存在になったという事だ。だがメジャーになったという事は、著作権という武器を振りかざすヤツも出てくるという事になる。
 別にソフトが簡単に買える映画とか最近のテレビ番組が削除されるのは構わない。そもそもそんな物は「You Tube」には似合わないのだ。やはり20代前半のザッパなどに代表されるような、極めて初期のロック映像という、まず日本では見る事が不可能な映像こそが相応しい。
 こういう、金を出したところで絶対に見られないような映像は、本人が拒絶しない限りどんどん流すべきである(ザッパは死んでるが)。映像著作権の事を言う前に、金さえ出せば見られるようにするのが権利者の義務だ。その義務を果たさずに著作権うんぬんを言う権利など、ないといってもいいだろう。
 現在の状況は、映画などの映像権を持つメーカーが怠慢であると言わざるを得ない。


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