どんぐり1号のときどき日記
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憲法問題が本格的になってきたようだ。多分これから色々な問題が議論されていくのだろう。
そんな中で、ついに「自衛軍」という表記で「軍隊」を持つと明記しようとしている。これが良いとか悪いとかはこれから議論をすればいい事だが、少なくとも現状の自衛隊というのは、実際に世界第三位の装備を持つ、誰がどう見ても軍隊以外の何物でもない。それを憲法で認めていないというのも、明らかにおかしい話だ。そして無くする事が出来ないのであれば、軍隊にするしかないのであり、それは世界の常識である。
それでも結局「自衛軍」という言い方は、何か腰が引けている逃げ口上にしか見えない。本来は「日本国軍」でも何でも、とにかく軍隊という、日本が明確な責任を有する組織にしておかないといけないのだ。繰り返すが、自衛隊は明らかな軍隊なのである。
そして意外と見過ごされているが、現状では軍隊ではないというタテマエなので、経済的には大目に見られている部分がかなりある。87式対空自走砲などその良い例で、高価すぎて配備が全然追いつかないのだが、こういうのは必要車輌数を早急に配備しないと無用の長物でしかない、文字通り税金の無駄使いなのである。 だが正式な軍隊になれば、こういうムダは許されなくなる。実際に役立つものを予算内で的確に配備しなければ、軍隊ではないのである。 そしてシビリアン・コントロールというのは、文民も軍事に詳しくなければならないのが鉄則で、平和憲法の面だけではなく、経済的な面からも税金をきちんと利用しているかを見極めなければならない。そうしないと、昔の自衛隊の主力戦闘機だったF-104のような、役にも立たないものを押し付けられる羽目になるのだ。 もっとも、自衛隊が軍隊になったところで、急激な変化はないだろう。そこまで軍事面を推し進められる政治家は、日本には皆無なのだから。
ところで。 沖縄の米軍基地の問題で、どうすれば米軍は沖縄から撤退するか、日本人は知っているのだろうか。 沖縄基地というのは、実は中国大陸での武力紛争に対して置かれている。これは中国、北朝鮮という共産主義独裁国家に対するもので、つまりは未だに冷戦が続いている明白な証拠である。そういう任務の基地だから、9.11テロ後のイラクへの侵攻等ですら、沖縄の海兵隊は一歩も動かしていない。彼らはあくまで対中国大陸に対する任務でしか動かないのである。 つまり極論で言ってしまえば、中国の共産政権が崩壊し、北朝鮮がなくなれば、沖縄の米軍基地はその存在意義がなくなってしまうのであり、あとは三沢と横須賀があればいいという事になる。 ただし、それにはあと20年くらいはかかりそうだが…。
と妄想を抱きつつ、ようやく床屋に行ったのであった。何ヶ月ぶりだろう。
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