どんぐり1号のときどき日記
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関川栄一郎氏が亡くなったそうだ。航空評論家の草分け的存在で、気がついたときにはもう活躍していたものだから、実はまだ生きていたのかという驚きの方が強い。 彼が編集長を勤めていた「航空情報」も、現在ではマイナーな雑誌になってしまった。やはり一番売れているのは「航空ジャーナル」亡き後、「航空ファン」なのだろう。
しかし航空機のテクノロジーというのは非常に面白い。 特に軍用機のテクノロジーは、その後様々な分野にフィード・パックされていくので、早く知っておくと少しは自慢できる。有名なところでは車のブレーキ・システムにABSというのがあるが、あれはそもそも戦闘機のランディング・ギアに付いていた装備である。また日産がかつてHUDもどきを付けた乗用車を発売したが、あれはもう少し発展させて欲しかったと思う。
そういうフィード・バックも面白いが、そもそもストレートな戦闘機のテクノロジーは、本を読んでいても飽きないし、映像になるとなおさら楽しい。ロシアのスホーイ・ファミリーでコブラというとんでもない技を見た時は心底驚いたものだが、その後でクルビットなどという常識はずれの技を見るに至っては、ヘタなマンガより遥かにセンス・オブ・ワンダーを覚えてしまう。
そういう訳で、なかなか古い航空雑誌は棄てにくい。もっとも「航空ジャーナル」のほとんど全部を、置く場所に困って棄ててしまったのは悔しかったものだ。まあ雑誌だからまだ諦められるが。
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