どんぐり1号のときどき日記
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2005年10月10日(月) ユリイカ

 ユリイカ10月号の「攻殻機動隊特集」を読んでいる。中にはどうでもいい文章もあるが、そこは腐ってもユリイカで、なかなか面白い。

 そんな中、監督である神山健治氏の対談等を読んでいると、彼は想像していた以上に頭がいい人だし、いろいろな事に対する考え方が非常にしっかりしていることが判り、何故「攻殻機動隊S.A.C.」の完成度があれだけ高く、なにより面白かったのかが実に良く判る。
 そもそも「攻殻機動隊S.A.C.」がここまで深く練られていたとは驚きであり、押井監督の後継者と言われるのは伊達ではない。そもそも、この作品がいい加減なら私もここまで熱中はしなかっただろう。やはり昔ながらのSFファンを引き込むだけの力があるシリーズだったのは間違いない。
 こうなると、色々な雑誌に彼が書いたエッセィを探してみる価値はありそうだ。本当に「攻殻機動隊S.A.C.」は文学をしていたのである。

 で、改めてサリンジャーを読み直そうかと思ったのだが、見つからない。実家にあるかもしれないと探してみたが、そちらにもない(と思うが量がありすぎて確証はない)。サリンジャーは全てあるので、一冊くらいは見つかりそうなものなのだが、どこにあるのだろう。
 仕方がないから、「ナイン・ストーリー」くらいは買い直そうかと思う。

 平行して「発火点」も読み始めた。
 少なくともこの作品に限って言えば、真保裕一氏は変わったと言える。これは私小説のジャンルをやってみたかった作品なのではないだろうか。
 実は私小説というジャンルは嫌いではない。太宰に始まり初期の村上春樹など、実はかなり好きで、あえて言えば、雑誌「群像」系が意外とツボなのである。そして「発火点」はそういう方向へのアプローチ作品だとしか思えない。
 まだ半分だが、どういう展開なのか、楽しみである。

 そしてどんぐり2号の買い物に付き合う。
 途中、DVDの「ワイルドバンチ」が690円というのを見つけてしまった。期間限定とは言えあの名作が690円? 30分程だがメイキングが付いているヴァージョンなので、メイキングに690円を払うと考えて購入する。
 さてこれで「ワイルドバンチ」は5枚目か(さすがに最初のLDは人にあげたが)。


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