どんぐり1号のときどき日記
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休みの日は、朝になかなか起きられなくなってしまったなぁ…。指はまだ痛いし…。
という事で、昼近くなってから皆で出かける。とりあえずCDと本を探すためである。 子どんぐりはポケモンのオープニングを集めたCDを探していたのであるが、どうも最近のはあまり収められていないらしい。理不尽な話だが、それでも一枚買ってしまった。
この時、「めぞん一刻 ミュージック・ブレンド2」を発見した。 探し始めてから数年、八戸、仙台、東京と機会があるたびに探していたのに、よもやこんなところで見つかるとは。中古市場にもあまり落ちてこないし落ちても高かった作品である(ちなみに当然の事ながら川井憲次作品だ)。 それでもあまりにあっさりと置いてあったので、その場では買わずに一旦帰宅してネットで間違いない事を確認して、再度買いに出たのであった。
しかし1987年のCD作品だけあって、低音が弱く高音域が強い。簡単に言えばシャカシャカした軽い音なのだ。そもそもCDはメディアとしての歴史が浅く、1980年代の物はすべて音が悪い。仕方がないとはいえ、これではリマスター盤が出ていないLPは捨てられない。 はっきり言って、CDというのは制作費をかければかけるほど音が良くなる、まさに経済原理で動く商品だ。だから金とエンジニアの腕次第で音が変わってしまうデジタルというのは、意外と困るメディアなのである。 これは川井憲次作品でも「紅い眼鏡」「攻殻機動隊」「アヴァロン」「イノセンス」を聞き比べると非常に良く判る。CD初期で金も機材もない状態の「紅い眼鏡」は、音楽としては非常にいいのだが、やはり音がLPに較べて圧倒的に悪い。「攻殻機動隊」と「イノセンス」では、後者の金のかけ方が桁違いで、機材、スタッフともレヴェルが違うため、単純に言っても音の厚みが違っている。これは金をかけた事が良い結果を生むというお手本である。 これとは違って「アヴァロン」では、金はそれほどかけてはいないのだが、スタッフが素晴らしいために機材の不足を補って余りある音域を作り出せたのである。 それでも結局、現状の川井作品では「イノセンス」が最強の作品だと言って間違いない。
もちろん一般のロックでも、1980年代に出た作品が最近になってリマスター盤として出たものの音の違いは、もう驚きを超えて呆れてしまうほどだ。ビートルズのリマスター盤である「イエローサブマリン」を聴いた時もみんな驚いたものだし、そもそもリマスター盤が出てしまうと、新たに買わなければならないほどに音が違う(だからって同じアルバムが5枚上になる状況は正しくないぞ)。
話は変わって。 ダイエーの裏口前でおもちゃの投売りをしていたのだが、ここでラジコンのジェット・モグラを発見。全長20センチを越えるビッグスケールなのだが、5,980円という価格でためらっていた製品だ。なにせ1/144のラジコン・ジェット・モグラを見てしまうと、どうにも見劣りしてしまうのは否めない。それでもこれが1,980円なら素直に買いである。 ついでに金属製伸縮脚付きのサンダーバード2号のプラモが1,280円だったので、これも迷わず買ってしまう。散財したがラッキーな買い物だった、と言っておこう。
こんな物を買ってしまったので、結局本屋では本を買えなかったが、「オニツカタイガー物語」はそのうち買う予定だ。 これは非常に懐かしい内容の本で、中学高校でサッカーをやっていた頃(ペレや釜本が現役だった頃だ)に使用していたシューズがこれである。 当時はこれと「アディダス」のどちらにするか散々迷ったが、最終的にはラインのデザインが決め手となった(少しは安いと言うのもあったが…)。いずれ安い買い物ではなかったが、やはりいい物はいいのであり、うまくなるにはそれなりの道具が必要なのだ。「弘法筆を選ばず」というのはベテランの域に達した人に当てはまる事で、やはり真剣な初心者はそれなりの道具を使った方が上達は早いものだ。 私自身、基礎練習が終わって、初めてこのシューズでボールをキックをした時は、そのあまりの飛び具合に驚いたものだ。ハーフラインからのロング・シュートなど、距離だけで考えたら実に簡単な事であると中一にして言い切れたほどだ。それをやらないのは、キックしてもゴールできるケースが窮めて少ないという理由だからである。基本的に無駄球を蹴っていては、試合の流れを壊すだけなのだ。
それはともかく、「オニツカタイガー」はその後アシックス名義になったが、最近復活したのである。これは素晴らしい事だと思う。やはり「オニツカタイガー」というブランドは私にとっては永遠なのである。
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