どんぐり1号のときどき日記
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子どんぐりが、松島の水族館に行きたいという。 準備をしているうちに、松島の花火大会がいつだったか気になり調べると毎年8月15日だという。この日は交通規制もかかるほどに大渋滞となるし、電車が混むのは当然として、駅のホームからは人があふれるほどに人が集中してしまう日である。という事でさっさと諦める。 でも今日は凄い雨だったので、花火大会は順延だろう。それだと8月17日になるはずなので、明日は松島へ行けそうだ。 こうして予定が狂ってしまい、雨もひどかったので、その辺を回って一日が終わってしまった。なんだかもったいない過ごし方だ。
それでも18時頃に一人で町中へ出かけ、「Moog」初回限定版を探しに行くも見つからず。某新×堂に至っては「ムーグ」という人物を店員が誰も知らないという状況だった。音楽を扱う店でそれはないだろう。これは通常版とは言え置いてあったHMVの勝ちである。 しかしこうして考えると、若い連中は音楽をネットでダウンロードして聞くのが主流になりつつあり、店で買うのは40代あたりが主流になりつつあるのではないだろうか。となると店員は若い連中ではなく、知識が豊富にある中年を使うのが正しい店頭販売のあり方のように思える。 少なくともどういう人が買いに来るのかを考えて、店員を配置して欲しいものだ。自分より知識がない店員ばかりだと、買いに行かなくなるのは当然だろう。
とにかく「Moog」を探していると、タワーレコードで「JEFF WAYNE'S MUSICAL VERSION OF "THE WAR OF THE WORLDS"」を見つける。これはロック版「宇宙戦争」である。 多分リメイクの映画版「宇宙戦争」の便乗商品なのだろうが、便乗であっても再販されるのは喜ばしい。それだけの価値のある名作なのだ。単なる企画商品ではないクオリティの高さを誇るアルバムである。 そして今回は正式な日本版として発売されたのだが、なんとSACDとのハイブリット仕様である。1978年の鏡明氏の解説の再録とイラスト集も付いているので、日本で発売されたLPの初CD化、しかもSACD仕様になっての豪華版である。値段も税抜き4200円と豪華だが、買ってしまった。 ちなみに海外ではコレクターズ・ヴァージョンも存在するようだ。なんだか欲しくなってしまうぞ。
帰宅後聴くと、以前買った輸入版とは音の広がりが全然違っており驚いてしまった。 いずれこのアルバムは、もっと色々な音楽雑誌なり映画雑誌で宣伝するべき作品だろう。「宇宙戦争」は原作が傑作で最初の映画版も傑作なのだが、このアルバムもそれに劣らない傑作なのだ。その証拠に海外でのセールスでは凄い数字を出しているし(1300万枚以上だ)、今でも売れ続けている。日本でだけ無名なのである。
ついでにウクレレ版「帝国の逆襲」が入っている「UKULELE FORCE STAR WARS BEST COVERS」も買う。これはなかなか腰が抜けそうなほどにゆったりとした「スター・ウォーズ」の世界である。でも意外と面白かったりする。
明日は松島なので、それなりに早起きしないといけないのだが、これから延々とCDを聴きそうだ。
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