どんぐり1号のときどき日記
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朝、涼しいうちに墓参り。 13日の禅林街は例年とんでもない混みようでニュースになるくらいなのだが、14日になると空いていて、非常に落ち着いた雰囲気で墓参りができる。普段の日曜のようだ。
その後、子どんぐりの要望で弘前公園の天守閣へ行く。ここは有料地区になったためちょっと遠慮していたのだが、見たいというのでは見せておいた方がいいので、連れて行く。 どんどん気温が上がって汗をかきつつ行ってみると、毎月第二日曜は無料開放日なのだとかで、タダで中に入れたのだった。ラッキー。 中にある展示物もだいぶリニューアルされているようで(見たのは40年ぶりくらいだから当然か)、すっきりと見やすくなっている。しかし天守閣の中は思ったより涼しく過ごしやすかったが、こういうところが昔の建物である。でも冬は寒いのだろう。
そしてすぐ近くの観光物産館へ移動する。 ここには昔、伊奈かっぺいの津軽弁講座コーナーがあり、ビデオ全盛の当時にしてなんとLDでの映像だった。これで弘前市の進歩性を認識したものだが、現在はなくなっていた。さらに津軽塗りの公衆電話もなくなっていた。あれは見る人全員が驚く、トンデモ、いや素晴らしい物だったのだが…。是非両方とも復活させて欲しいものだ。 ここではリンゴジュースを少しだけ買って退散。
子どんぐりが紀伊国屋書店に行きたいというので、少し寄って行く。なにもわざわざ弘前で寄らなくても、と思うが。 ここはジャンル毎に集まっているとは言っても、初心者向けから専門書までを満遍なく揃えてあるところがジュンク堂よりも探しやすく質的にも上で助かる。ジュンク堂は、サブカルチャー(つまり映画やロックなど)の専門書が少なく、ムック系は多いが教科書的な本があまりないのだ。売れないのは判るが、やはり書店を名乗るからにはこういう「無駄」も必要だろう。
しかし店頭で「面白いほどよくわかる」というシリーズの本を大量に陳列してあった。 いつも思うのだが、「誰でもよくわかる」と銘打っている本で本当に誰でも良く判る本というのはほとんどない。これは基礎知識がある人にとっては判らなかった部分が判るが、知識ゼロで基礎知識がない人には結局何の役にも立たないという構成になっているからだ。今回店頭で見た本も、ほとんどそうである(もちろん全部見た訳ではないが)。 という訳で「面白いほどよくわかるクラウゼヴィッツの戦争論」を買う。内容的には確かに知識があれば判りやすいのだが、知識ゼロの人がこれを鵜呑みにするのは危険だろう。色々な事例を知っていればこそ、本来の意味が見えてくるのだ。
途中、いつも行く古本屋(最近は古本ではなく食玩やゲームが主力になったが)へも寄る。 ここでタイムスリップ・グリコの「地球防衛軍基地」を子どんぐりが欲しがったので購入。ウルトラホーク1号が着いている優れものなのだ(ちなみに自分の分は、2年前に入手済みである)。ついでに自分の分で「鉄人28号」「ブラック・オックス」「トヨタ2000GT」を買い、勢いで「ロードランナー」と「コヨーテ」も買う。相変わらず困ったものだと思うが、やはり物欲人間なのである。
結局15時頃出発となり、途中はほぼ予想通り水沢近辺の渋滞がひどかったが他はそれなりに流れていて、仙台に着いたのは19時過ぎだった。 ファミレスで食事後、子どんぐりが近くの萬代屋に寄りたいというので、ちょっとだけ寄っていく。彼はゲームが目的なのだ。 しかしここで「コルト・ウッズマン・スポーツ・タイプ」のモデルガンが9,800円というのを見てしまった…。これは激しく欲しい。マッチ・ターゲット・タイプは持っているので、そのパーツ取りという意味合いも含めて、欲しいのである。 内部を見せてもらって、あまりひどくなければ買ってしまうべきかもしれない。
しかしハードな2日間だった。さすがにちょっと疲れてしまったのだった。
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