どんぐり1号のときどき日記
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朝から粗仕事。 上司が邪魔ばかりするので(つまり自分の仕事ばかりを優先させる)、全然進まない。それでいて後で何故やっていないと怒るんだよな、いつもの事だが。来週から監査があるのに知らんよ、もう。
夜、仕事を切り上げて(別に終わった訳ではない)、実家にLDを探しに行く。さすがに21時を過ぎているのでゆっくりとは探せず、目当てのものは見つからなかった。 特に引越しのため、LPとLDが混在してしまっている事もあり、非常に探しづらい。LPは多分700枚位、LDは300枚から先数えた事がないが、多分LPと同数はあるだろう。そんな中から探すのはかなり難しいものがある。 ただ探していて気付いたが、LPはLDと較べるとかなり軽い。特に輸入盤などは半分くらいしかない感じがする。これでLDというのは保管場所を選ぶメディアだったと痛感してしまう。
この時「世紀の取引」とか「ドラゴンスレイヤー」「ピクニック at ハンギング・ロック」が見つかった。これは確かDVDにはなっていないはずだと思っていたが、最後のは最近になってDVD化された気もするので、調べてみたら、もう出ていたと判明。ネットって便利だなぁ。
とりあえず「ドラゴンスレイヤー」を持ち帰り久々に見たのだが、やはりリアルでダークなファンタジーである。これをディズニーが作ったという事自体が驚きだが、それを公開せずに返した東宝の見識のなさには呆れるしかない。 確かに往年のディズニー映画とは明らかに異なり、暗い、救いがない、あまりに人間の本質を突きすぎている、といった不評も判るが、かなり良く出来た映画なのである(この作品があまりに暗かったので、ディズニーはミラマックスという別系列の配給会社を作った訳で、「レザボアドックス」なんかはミマックスの配給で公開できたし、いろいろと意味のある作品だったのだ)。 とにかく「中世の人間と世界観」を、多少ステレオタイプではあるが、見事に表わしていると言えるし、ドラゴンと魔法使いの戦いは、完全にファンタジーである。
ちなみに、このヴァーミスラックスというドラゴンの動きをリアルに見せるために開発された「ゴー・モーション・システム」が話題になったが、これが映像として完成されたのは「ジェダイの逆襲」になってたからで、やはりまだ不完全なものであった。それでも見せ方が非常にうまいので、テレビで見る限り迫力は充分である。 もう少し評価が高くても良さそうなものなのだが。
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