どんぐり1号のときどき日記
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一家で町に出る。 ただし今日は町中でハーフマラソンが行われるので、車で行くのは諦めてバスと地下鉄を利用する。 今回はLD-S9を買ったために金もなく、本屋へ行くがスターログのみを買う。ロッキン・オンとバーンは立ち読みである。子どんぐりも探している本があるというので一人であちこち回っていたが、結局見つからなかったようだ。
中央図書館では確かに「太陽の塔」を売っていたが、銀ヴァージョンは1260円なのに白ヴァージョンは1365円である。やはり白塗装だと工程が一つ増えるから高くなるのだろう。 でもなぜ銀なのだろう。「お前が落としたのはこの白い太陽の塔か、銀の太陽の塔か」と聴かれたらやはり「白」と答えるよなぁ。そうすると正直だからと金の太陽の塔をもらうのかもしれないが、「そんなのは太陽の塔じゃない」と捨ててしまうかもしれない、なんてバカな事を考えてしまう。 しかし「太陽の塔」の内部写真は、公開されているのは何故少ないのだろう。成田亨氏が設計している事と何か関係があるのだろうか。岡本太郎氏側と成田亨氏側で何かあったのだろうか。謎は尽きない。
ところで。 「スター・ウォーズEP3」が公開され、かなりの前評判から入場者数の記録を作りそうだという。 しかし今回のこの記録は、見事なまでに情報操作の結果で、実にうまいと思う。なにせたかが2ヶ月くらい前までは前評判も悪く、コケるのではないかとさえ言われていたのだが、さすがに配給会社としてそれはまずいとあらゆるメディアで大攻勢をかけ、ついにNHKの7時のニュースですら取り上げさせたのだから、恐ろしい。 ここまでやれば、これはもうかなりの人が見に行くのは間違いない。
私はといえば、1978年の日本公開一作目から劇場公開版はすべて見ているので、いずれ見には行くが、内容的には何も期待していない。私にとっての「スター・ウォーズ」は、旧三部作がすべてなのだ。 むしろ今回は、クリスチャン・ベール主演の「バットマン・ビギンズ」に期待感が大きい。本来のバットマンの世界観を見事に構築しているという事なので、これは期待するなという方が無理だ。 あとはやはり「宇宙戦争」ファンとしては、今回のリメイクも興味はある。ただしトム・クルーズとスピルバーク監督というカップリングがどうにも不安感を煽ってしまう。
昨日はLDで「キャプテン・スカーレット」のオリジナルも見たと書いた(ちなみに劇場新作の製作が進行中である)。実はこの作品が好きなのは、「1.メカ・デザインが秀逸である」「2.ジオラマ特撮である。」「3.スパイ物のフォーマットである。」の三点に尽きる。 もともとサンダーバードにおいても、人形部分についてはあまり興味がない。キャプテン・スカーレットにおいてはなおさらで、これはメカデザインとその演出、そして作品のフォーマットが好きなだけだ。元々幼少から特撮物がメディアに多かったので、なおさらアンダーソン製作の作品にはヴィジュアル的には多大なる期待をかけて見ていたのである。 特にあの時代のITC作品は、スパイ物のフォーマット作品が多く、その中でも「プリズナー�癸供廚筺嵌詭�指令S」といった傑作、「プロテクター電光石火」のような快作、「電撃スパイ作戦」のような変な作品などが目白押し、とにかく世はスパイ物の天下だったのである。 実は「サンダーバード」も後半はスパイ物のような物語になっていき、以後「ロンドン指令X」まではSFの皮を被ったスパイ物となっている。だから、30分枠で子供向けなのに、意外とハードなネタを扱っていた「キャプテン・スカーレット」は中途半端にならざるをえなかったのも当然の結果なのである。
したがって、まとりさんが以前日記に書いていた「マリオネットのリアルさを売りにするような人形劇ならば、人間の俳優さんたちが演じてしまった方が格好いいのではないかと思う」というのはまさに正しい認識で、だからこそアンダーソンは「ロンドン指令X」での実験や映画の「決死圏SOS宇宙船」でのテストを経て、ついに「謎の円盤UFO」や「スペース1999」の実写路線へと向かったのである。 つまり「キャプテン・スカーレット」とは、スタッフも明確には意識しないまま実写作品への伏線となった「過渡期の実験作品」なのである(それでもメカデザインと演出は、かなり秀逸だ)。 だからそれを今のアンダーソンが理解しているかどうかが、今回のリメイクが成功するかどうかのカギである。多分理解していないような気はするのだが…。
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