どんぐり1号のときどき日記
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2005年06月09日(木) 「宇宙船」休刊

 NTT主催のセミナーがあり、ちょっと行ってみる。
 不思議なもので、すぐに役立つものより開発途上の技術の方が聞いていて面白い。つまり自分の仕事には役立たない方が、面白いと言う事になる。そもそも今まで行った展示会等は、何故かほとんどがそういう感じだったものだ。
 逆にいうと、実用性100%の展示会など、あまり面白くはないのである。

 帰路途中で「宇宙船」7月号を買う。
 パラパラとめくると、「今回で休刊」と書いてある。創刊号から惰性で買い続けたが、これでようやく開放される。1980年創刊だから、実に25年の付き合いだった訳だ。25年で119号である。
 現在は「スターログ」と「映画秘宝」があるから、役目は終わったと考えてもいいだろう。そもそもここ暫くはつまらなかったのだから、仕方がないのである。いずれ「スターログ」のように、100号で辞めるといった潔さが欲しかった。

 休刊の辞として、「いずれ復活したい」というのは常套句だが、残念ながら休刊から復活した雑誌の例はあまりない。復活するなら「スターログ」のように会社を完全に変えて再出発するか、あるいは雑誌名を変えるか、だろう。過去の例からみても、オリジナルのまま復活して長続きしたためしは、ほとんどないのである。
 元々この雑誌は、日本の特撮をメインで扱ってきただけに、近年はあまり辛口の批評は載せられず、それもあってスタンスがあまりに中途半端だった。一時は出版数が7万部以上あったが、最近はほとんど売れていなかったようだ。
 しかしこうなると、キャプテン・スカーレット&ジョー90のアルバムはまともに出るのだろうか。そもそも出たのを何で知ればいいのだろう。それだけが不安である。

 23時近くに帰宅すると、子どんぐりの風邪の具合は昨日より悪くなっている。喉をやられたようで、自分から吸入をかけると言い出すほどだから、結構苦しいのだろう。
 土曜日は子どんぐりの総体とこちらの宴会だというのに、困ったものだ。

 土曜日といえば、ふろヰ道の会長からライヴのお誘いメールが来ていた。せっかく仙台にいるのだから行きたいのだが、今回は完全にバッティングしてしまった。実に申し訳ない。
 今さら私なんかが応援に行っても仕方がないだろうが、私は彼等のパワーを見たいのである。本当に凄い連中だとつくづく思う。


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