どんぐり1号のときどき日記
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2005年05月23日(月) ウイラードとウィラード

 早く帰れという事で22時過ぎに帰宅。でも仕事がたくさん残っているのだが…。

 昨日買った映画秘宝を読む。
 スターウォーズに関する考察は、自分の意見を読んでいるようで、あまり新鮮味がない。でもこういう意見をある程度メジャー(?)な雑誌で公表する事も必要だろう。

 新作の宣伝コーナーでは、DVDの「日本万国博」が欲しいところだ。
 あと「ウィラード」の2003年版リメイクが出るが、これは欲しい。
 実はオリジナルの「ウイラード」は劇場公開時に見ていて、意外と好きなのである。ブルース・ディビソンは気弱な主人公を好演していたし、殺されるアーネスド・ボーグナインも実に嫌な演技をしていた。そしてあの大量のねずみもすべて実物で、実に不気味であった。
 ちなみにこの時の同時上映は、マクリーン原作の「八点鐘が鳴る時」で、若き日のアンソニー・ホプキンスが主演である。全然印象に残らなかったけど。彼は「ジャガーノート」の脇役の方が余程印象に残る演技をしている。
 まあそれは余談だが、今回の「ウィラード」は主人公の年齢も上がり、多分病める社会を象徴しているのだろうと思うと、ますます買う気になってしまう。

 今日、会社でちょっと驚いた事。
 この会社ではかなりの人が、北朝鮮が核実験に成功すれば、すぐに核ミサイルが配備されると思っているようだ。核兵器で一番難しいのは、核の小型化であり、いくら核実験に成功してもミサイルに積むサイズまでスケールダウンするのは非常に困難なのである。
 そもそも第二次大戦時のアメリカが開発した原爆、リトルボーイとファットマンは、直径だけで2メートル以上あり、当時これを積んで飛べる爆撃機はB-29しかなかったのである。いくら北朝鮮の科学者が必死になったところで、ミサイルへ搭載できるサイズの核など、そう簡単に作れるはずもない。
 現実に北朝鮮の核というのは、パワー・ゲームの手の一つでしかなく、飛ばせるかどうかはまったく問題ではないのである。要はアメリカを自分のステージに引きずり下ろすための手段であり、そういう意味では厄介な事おびただしいのも事実だ。
 困った国である。


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