日記日和
DiaryINDEX|past|will
| 2005年11月01日(火) |
トコロ変われば結婚も・・ |
外国人のための相談会の資料として使えるようにと思い、各国の婚姻について整理しています。
外国人と結婚する際の手続きについてまとめられたHPを叩き台にさせてもらい、そこに書かれた内容が正確なものかどうか、それぞれの国の大使館のHPで確認しています。
国によって婚姻の形態がかなり違っているのが面白い。。。
日本で日本人同士が結婚するときには、役所に婚姻届を提出するだけですが、相手が外国人だと手続きは一気に煩雑になります。
国際結婚を成立させるためには、日本だけでなく相手の国でも結婚が認められなければなりませんから、その手間は×2です。
婚姻手続きに際して大体どこの国でも必要なのは、パスポートや婚姻要件具備証明書(本国法において結婚出来るということを証明する書類です。発行されない国もあるようですが)やそれに代わる書類、それぞれの書類の翻訳文。
あとは、出生や居住など身分関係を証明する書類・・相手国に提出する際、日本人の場合は大抵戸籍謄本で済むようです。
この戸籍謄本。
今、戸籍制度があるのは、日本と韓国、台湾だけ・・韓国や台湾は日本が統治してた時の名残のようですから、複雑な思いがあります・・。
日本では、書類を届けて受理されれば、結婚式を挙げる挙げないに関わらず婚姻成立ということになります。
でも、他の国・・
例えばアメリカでは、資格を持った司式者のもとで結婚式を行い、結婚許可証にサインして貰わなければなりません。
イタリアでは、結婚の公示が市役所(現地の場合。日本ではイタリア大使館)に貼り出され、その期間終了してからでないと結婚できないとか・・
インドネシアのように宗教ごとに手続きをする場所が違っている国もあります。
そんなことを調べながら大使館のHPを巡っていると各国のお国柄がよく出てて、世界地図を眺めたとき以上の旅行気分(笑)
大らかな印象を受けてた国の婚姻成立要件が意外と厳しかったり・・
そんな中、拍子抜けするくらい簡単だったのがロシアでした。
日本人とロシア人のカップルが、日本で先に合法的に結婚を成立させた場合・・
改めて、ロシア国内(あるいは日本のロシア大使館)での手続きは不要で、日本の婚姻証明書のロシア語訳が婚姻証明書をして認められるのだそうです。
当人同士の結婚の意志を尊重してるということなんでしょう。
でも正直なトコロ。
私の持つロシアのイメージからは、ちょっと意外な感じがしました。
|