湯治 - 2005年02月22日(火) お尻が痛いので(←しつこい) 唐突だが 湯治に行く事にした。 二泊三日。 どうだ。 一泊二日なんてそんなケチな事は言わんぞ。 なんせ「湯治」だからな。 二泊だ。二泊。 ああん。なんて贅沢。 まずは午前中に札幌駅北口から出る バスに乗り込むのだが なにせこの暗く寒い冬に 妙齢でわけありチックな女性が一人で温泉なんて 運転手さんも他のお客さんも 「こいつ・・・死ぬ気か?」的な 探る視線をチラチラと投げかけるわけだ。 そうと決まればまずはやはりサングラスが必要かも。 もちろんストールなんかの小物もいいかも。 いつものジーパンと500円セーターはもちろん却下。 微妙に二重アゴに気をつけつつ 終始うつむき加減でときおり小さくため息なんかつき 誰とも関わりあいになりたくないというオーラを前面にだし 一人、窓の外を流れゆく雪景色を見つめるオンナが一人。 いや、頼むから カラオケの背景画像のようだとか言うな。 まぁでも私のミステリアスさ加減も この辺りが限界なわけで 途中の休憩で寄る中山峠の茶屋で 「いももち」を頬張り ホテル手前で寄る 長万部かに市場で 夕ご飯用に調達する予定の たかが「毛蟹1杯」を巡り お店のおばちゃん(もしくはおじちゃん)相手に 丁々発止の交渉を繰り広げる私を見て 運転手さんも他のお客さんも 「ああ、あいつは絶対死なない」と 安堵するわけだ。 ひどい。 泊りは二泊とも鹿部ロイヤルホテルと言う リゾートホテル(←自称)なのですが 二日目は鹿部から程近い「流山温泉」での 入浴や足湯体験なんかもついていて 聞いてビックリですよ。 二泊三日で朝食が二回ついて なんと11,000円ですよ!!! お昼と夕ご飯が自費だからだとは思うけれど ほんとにリゾートホテルかよっていう疑問も 浮上しまくりの激安料金ですよ。だんな。 まぁ私の場合は一人参加の一人部屋なので 追加料金が4000円ばかし 余計にかかりますけど それでも安いと思うわけよ。 温泉三昧のお足つきで誰に気兼ねする事も無く リゾートホテルの部屋で 「一人蟹宴会」 ですよ。ですよ。 ああん。なんて贅沢。 可哀想って言うな。 Marizo -
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