「恋する美人画」(京都市美術館)に行ってきました。
ポスターにもなってる「望遠鏡」(由里本景子)の着物がすごく可愛かった。 着物の下、レース付きの筒袖なんですよ。カチューシャしてるんですよ。モダン。 椅子も脚二本。モダン。
学芸員さんの講演も聞いたのですが、 その中で出てきた「十字街を行く」(柿内青葉)の着物も可愛い。
女性画家は、着物の柄や色が細やかで綺麗ですね。
梶原緋佐子は、疲れきった絵ばかり。 どれも口半開きで目がおちくぼんでいて「どんなブラックな職場…!!」と恐れおののくほどにド迫力。
土田麦僊に「汚い絵」呼ばわりされた甲斐庄楠音の作品は、可愛かったです。 この頃は、まともな舞妓さんを描いてたのね。
なつのさんに、「甲斐庄楠音と言えば、榊原紫峰と付き合ってたんですよね」という話をしてたのですが、 帰ってから調べてみたら、正しくは、榊原紫峰の弟でした(^^;
「奏楽」(丹羽阿樹子)の着物は高そう! 長ーい袖でバイオリン弾いてます。
上村松園が「人生の花」を何パターンも描いていて(それぞれ、発注者の要望により家紋が違う)、 自分の息子の結婚式で、同じ扮装をしたという話が面白かったです。 コスプレ…?




|