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やすみ日記
梅子
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2013年06月07日(金)
「ある明治人の記録―会津人柴五郎の遺書」石光真人

会津藩出身で、戊辰戦争で祖母・母・兄嫁・姉妹が自刃し、自分も、移住先の青森県で、餓死寸前の暮らしをしながら、苦学して、後に陸軍で出世した人の記録です。

薩摩大嫌いなので、大久保・西郷が非業の死を遂げたことで「超嬉しい。当然の報い」みたいに喜んでるのが、正直すぎる。

あと、榎本武揚のファンだからって、自宅に3回くらい押しかけ、3回目でようやく会ってもらえたとか、今でいうおっかけ?

昔の人の考え方がわかって、興味深いです。
陸軍学校の夏休み中、東京で世話になった人の家で家事してたら、「将来日本を背負って立つ人間がなんという下品なことを!」って、年上の武士から怒られたり。
(主人の妾の布団を畳んだのが汚らわしいってことらしい。妾を囲ってる主人自体は汚くないのか…)

女性の家族は「戦えないし食料浪費するのが申し訳ないから」と、早々に自殺したけど、病弱で白虎隊に参加できなかったお兄さんは、長生きしてるし。
当時の男尊女卑っぷりが伺えて、ちょっと欝ですわ。

柴さんは武士だから、こうやってツテをたどって、出世できたけど、
家を焼かれたり虐殺された町人・農民や、移住先の斗南藩で餓死してしまった武士はたまったもんじゃないな。藩主は、さっさと東京帰って華族になって長生きしてるし。