初日 最新 目次 MAIL HOME


やすみ日記
梅子
MAIL
HOME

2013年02月05日(火)
残穢 小野不由美

リングみたいに「はっきりした怖さ」じゃないので、そこはかとなく怖い。
霊とか、信じちゃうタイプの人は読まないほうがいいかも。

土地の記憶を辿って、戦前・大正あたりを探り当てるところは、探偵物みたいで面白いのですが。

「一家心中は他の殺人に比べて、軽く報道される」とか「寺の人間にとって、死は普通のこと」、住人の流動性とか、冷静な分析が興味深かったです。

あと、主人公=作者のようなので、夫妻の暮らしぶりがちょっと伺えるのも、読みどころ。