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やすみ日記
梅子
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2012年10月10日(水)
「紙の月」角田光代

銀行から1億円横領した女の人の話です。
不正に手を染めるところから、ハラハラしっぱなしで、一気に読んでしまいました。

この本を読むと、女性は買い物魔ばかりかって思っちゃうな(^^;

10年以上前の設定なのですが、
今だったら、百貨店は閑古鳥だし、ファストファッションのレベルが上がっておしゃれになってるし、衣料・化粧品に散在する人って少ないからかも。

お金に対する感覚がテーマで、面白かったです。
角田さん自身、大学生になっても金銭感覚がズレてたって話を、エッセイで面白おかしく書いてはりましたね。

主人公の旦那が、「お前の稼ぎなんてたかが知れてる」「たかがパートだろ? そんなつまらない仕事を続けたいなんて、信じられない」と、笑顔で言うのが、地味に嫌な人でしたな。

「自分は昔、お金持ちだったのに、今は子どもに贅沢させてやれない」という愚痴を、毎日夫に言う、奥さんの話(しかも「働けば?」と奥さんに言ったら、号泣される)には、うざ!! と思いました。
作中の夫は、浮気することでウサをはらしてましたが、
私だったら、明るく「稼ぎ少なくて、ごっめーん✩」と毎日先回りして言うかな。