乙一さんの別ペンネーム。青春小説です。
今回、ミステリー的な仕掛けは無いんだなーと思ったら、ありましたよ! 小さな叙述トリックが。
最初の手紙で、「○○の告白」ってあるから、てっきり…と思ってたら、騙された!
男子が、本人の居ない場所で、女子をかばって喧嘩して、喧嘩の原因を決して言わないなんて、好きになるに決まってるやろ! というエピソードですな。
お兄さんが、ドロップで台詞を再生するところ、 サトルが書いた手紙の内容が分かるところ、 が泣けた。
恋愛小説かと思ってたのですが、恋の話というよりは、自分の存在を肯定できなかった二人が、未来に光を見つけられるようになるまでの話でした。
じんわりと良かった。
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