初日 最新 目次 MAIL HOME


やすみ日記
梅子
MAIL
HOME

2011年08月12日(金)
「八月の路上に捨てる」伊藤たかみ

主人公が、離婚する前日に、仕事の先輩に経緯を話す、というストーリー。
結婚も離婚もしたことないのに、胃が痛くなった。

男性視点だけど、奥さんの方に同情した。
狭い人間関係の中で、じわじわ関係が壊れていって、感情が逃げ場を失う感じが、リアル。

最後のデートで、お互いへの不満を話しながら、晴れ晴れとした様子なのが、印象的。
そう思うと、恋愛している間の方が異常で、相手のマイナス点が見えない状態なんだろうな。

津村記久子さんの解説が、良いです。
他人の仕事や、生活に興味がある人間には「知りたいことだらけや」と。
小説家は、書評も面白いんだな。