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やすみ日記
梅子
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2010年11月11日(木)
「水神」帚木蓬生

江戸時代、百姓が筑後川に堰を築く話。
「五庄屋物語」として、福岡では有名な史実だそうです。

水不足で、枯れた田畑の描写、読んでるだけでひもじくなります。
五人の庄屋が、藩に呼び出されて、堰作りを陳情する場面。泣きそうになった。

藩は、金を出さないばかりか(五庄屋の自腹)、失敗したら五庄屋を処刑する、と磔台を立てます。悪趣味な。
返って、百姓達は「庄屋どんを守らなきゃ!」と工事に励むし、堰作りに反対してた庄屋も、五庄屋に同情して味方してくれるし、結果オーライでした。

老侍の菊竹様、いい人過ぎる。

最後、堰が完成して、水が流れてきたときには、我が事のように嬉しかったです。