初日 最新 目次 MAIL HOME


やすみ日記
梅子
MAIL
HOME

2010年09月12日(日)
「トッカン―特別国税徴収官―」 高殿 円

面白かった!
国税局の徴収官の話です。

良いお仕事小説だと思っていたら、主人公の実家の話など、成長モノとしてもホロリときた。
テンポ良いし、キャラ立ってるし、税金の豆知識も身に付く。
犬まで差し押さえるとか、箪笥の取っ手が純金とか、徴収&隠し金エピソードに笑う。

ぐー子は「私なんて、友達居ないし男居ないし…」と嘆いてるけど、(居るじゃない、目の前にエリートの独身が!)と思った(笑)

○○さんに罵倒されるシーンでは、「努力もせずに人を妬むばっかな上に、人を陥れやがって、お前の方こそ最低だー!!」って言い返せば良かったのに、と思った。
主人公が、ここまで打ちのめされる小説も珍しいな。
不自然な主人公持ち上げが無くて、好感が持てる。

クールな鏡さんが、ぐー子の言葉に赤くなってるシーン、可愛い。

今年一番、面白かった本の一つです。
あとの3つは「出星前夜」、「早雲の軍配者」(1月に続編が出る!)、「天地明察」。