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やすみ日記
梅子
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2010年08月08日(日)
京の七夕

昨日、「京の七夕」に行ってきました。
http://www.kyoto-tanabata.jp/index.html

まずは「京友禅公開工房ツアー」。

一軒目は、染織家の田畑喜八さん。
気むずかしい職人さん風の方で、膨大な色見本などを見せて頂きました。
「川で友禅流ししてるのは大衆品。高級品は井戸水で流す!」っておっしゃってて、すみません、大衆品しか着たことないです(^^; と恐縮。

二軒目は、橋和さん。
悉皆屋さんです。喋り慣れた感じのきさくな方でした。

原寸大の図案と、それを元に作った振り袖を広げて、話してくださいました。
図案描くのに二週間かかる。一品物なので、そのためだけに図案代がかかる。
お店で売るときは、200万円ほど。けど、卸価格は50万円くらい。
昔は問屋通さないで売ったら、村八分にされるところですが、今だったら、直接うちに来て頂いたらお売りすることもできます、とのこと。
一体、お店に出るまでに、問屋さん何社経由してるのだろう??

桃山調の柄の特徴は、一つの柄の中で2色に別れてること。
桃山なら桃山、琳派なら琳派、という風に、柄が統一されてるものが高級品だそうです。

有名人の着物を作ったことがありますか? とお聞きしたら、「河野景子さん(貴乃花の奥さん)の婚約発表の着物、うちのです」とのこと。へー。
息子さん二人は別の仕事をされていて、一代限りで終わりです、とのこと。もったいない。

三軒目は
刺繍の工房げしさん。
職人歴50年の女性。優しい感じの方でした。
お弟子さんの、若い女性二人は浴衣姿。可愛い。

刺繍糸、国産の絹が良いのだそうだけど、今は国内に養蚕家は二軒だけとか。
確かに外国産の絹糸に比べて、ツヤツヤしてました。

私は刺繍の帯を締めていたのですが、職人さん曰く「それは手縫いじゃないわ、機械ね」とのこと。パッと見ただけで分かるんだ! 私には違いが分からない(^^; 

刺繍用の針は手打ちで、一本千円するそうです。
「針の職人さんも、今は一人になって。売値は千円でも、職人さんが出荷する時の卸値はわずかだから、後継者が育たないのよね」とのこと。そうか…。

最後に、集合場所の京町家「吉澤」に戻って、手書き友禅体験をしました。
ハンカチに色を挿していくんです。楽しかった。

ライトアップされた堀川沿いを通って(「天の川」きれいだった)、清明神社へ。
雅楽奉納を見ました。優雅。

「京の七夕」は今年から始まったイベントですが、とても面白かったです。
時間が無くて、鴨川会場の方は行けなかったので、また、13日あたりに行こうかと思います。
「公開工房ツアー」は今日までなので、行きたい方はお見逃しなく。

余談。
ものすごく喉が渇いて、一日3本も飲み物買いました。
これから行かれる方は、飲み物多めに持参した方が良いかもです。
夜のイベントなので、暑さはそれほどでも無いです。