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やすみ日記
梅子
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2010年04月02日(金)
「神無き月十番目の夜」飯嶋和一

徳川幕府ができる頃、一つの村が消滅した…という史実を基にした小説です。
役人を殺した報いが、村人300人皆殺し。
こんな恐ろしい事件があったなんて、知りませんでしたよ!

村に、一人の武士がやってくる。
数日前まで人が暮らしてた様子なのに、村には一人も居ない。
不審に思ってると、森で村人全員の死体を発見…という場面から始まります。

そこから3ヶ月前にさかのぼるので、鬱度MAX。
検地役人と村人のいざこざが、悪い方へ悪い方へ転がっていく様子が、怖いけど面白い。

伝承しか残ってない事件を、見てきたかのように詳しく描けるとは、小説家って凄いなぁ。

疑問など。
鍛冶屋の佐市はどうなったの? もしかして、最初に出てきた、道案内の吾助と同一人物?(考えすぎ?)
この事態を避けるには、
・隠田を正直に申告 ・吉弥を小頭から外す ・藤九郎から村全員に逐一説明
すれば良かったのかな。難しいですね。