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やすみ日記
梅子
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2008年04月19日(土)
河鍋暁斎展

絵画の冒険者 暁斎 Kyosai―近代へ架ける橋(京都国立博物館)に行ってきました。

今まで全然知らなかったんですが、なんてユニークで大胆な絵を描く人なんだ。現代に生まれてたら、絶対、漫画家になってるな(笑)歌川国芳+北斎漫画って感じでした。
幕末から明治時代に活躍した画家で、建築家のコンドルも弟子入りしてたそうです。
下絵が沢山残ってて、完成品と見比べるのも、面白い。
屁こき合戦とか、墨つけ合戦とか、アホらしい絵が実にいきいき描かれていて、笑えました。蛙などを擬人化した絵も可笑し〜。
妖怪&動物は愛らしいのに、幽霊の絵は、ゾッとするような怖さでした。羽織の裏の残酷絵も、惨たらしい。
発想の大胆さや、小さな絵から大きな絵に至るまで、変幻自在な筆遣いが素晴らしいです。いやー、凄く面白かった。
27日に、新日曜美術館で特集があります。

行きは、京都駅八条口から、プリンセスラインバスに乗って行きました。空いてて、良かったです。
お昼は、博物館内のカフェでランチを食べました。そんなに混んでないし、安かったです。
着物で見に行ったのですが、他にも着物のお客さんが、結構居はりました。外国人のお客さんもちらほら。
混み具合はまぁまぁ。狩野永徳ほど混雑はしてなかったです。

>これから行かれる方
京阪七条駅の近くの本屋さんで、前売り券売ってました(200円引き)。
ロッカーは外にあるので、ご注意下さい。
館内、クーラーきいてて、ちょっと寒いです。羽織るものがあると良いかも。

帰りは、四条河原町をぶらぶらしました。寿ビルディングに行ってみたのですが、素敵な建物でした。元は、昭和初期の銀行で、今はギャラリーや、児童書専門の本屋さんなどが入ってます。
「ジャパノロジー」を見て、わっぱのお弁当箱が欲しくなったのですが、百貨店で見たら、7千円くらいしました。ぎゃっ。