「愛と混乱のレストラン」(高遠琉加)を読みました。 面白かったー! 早く続きが読みたいです。 高級フレンチレストランを立て直す、支配人とシェフの話です。
厨房で働く人々の様子が、活き活きと描かれていて楽しい。 支配人が料理を楽しめない理由とか、二人の因縁の出会いから和解までの過程が、上手に織り込まれて、物語を盛り上げています。支配人の子供時代のには、胸が痛みますね…。
私は高遠さんの描く、「頑なで孤独で、仕事しすぎて身体壊しそうな受」と、「心配しながらも、不器用でぶっきらぼうな攻」の組み合わせがツボですv 不幸に浸りすぎないバランスも良し。
書き下ろしのパティシエの話も良かった。ほのぼの疑似家族もの。 最後の一文が良いなぁ。しかし「デザートのない食事は、愛のない人生のようなもの」って照れますね(^^*
|