初日 最新 目次 MAIL HOME


やすみ日記
梅子
MAIL
HOME

2006年09月24日(日)
田中一村

今朝のNHK「新・日曜美術館」。
これまでの歴史を振り返るってことで、田中一村の回もちょっと放映されました。やっぱり、梟の表情とか、熱帯植物の匂い立つような表現とか、凄い。気むずかしそうなイメージがあったので、笑顔全開の写真が意外でした。
作家・今東光と、早世の天才画家・関根正二の話も良かったです。今東光は、若い頃画家を志していて、関根とはライバルだったのですが、ある時、関根には適わないことを悟ります。「自分は死んでも何も残らないけど、関根の絵はずっと残る」と涙ながらに語ってはって、少しときめきました。他にも、ライバル同士の日本画家が、相手の絵を見て、「なんで俺にはこれが描けないんだろう? と思いました」と心底不思議そうに言ってはって、面白いなーと。
今晩8時から再放送がありますんで、オススメです。この「NHK日曜美術館30周年展」は、12月に京都にも巡回しますしね! 田中一村や高島野十郎の絵も来るので、楽しみです。

昨日は、会社帰りの多紀さんと待ち合わせて、お茶してきました。多紀さんのお友達が日本画家で、手描きTシャツを京都の町家ショップに卸されてるとか。格好いい絵なんですよ。お店、行ってみたいなと思いました。
http://www.craftcafe.co.jp/seed/seed.html
「今度、木原さんの『don't worry mama』のCDが出ますけど、デブさんの声をどうやって表現するんだろう? 鼻息や足音?」という話をしていたら、多紀さんが「きっと、リスが頬袋膨らませてるみたいな声ですよ」と、演技して見せてくれはったので、爆笑しました。可愛いお顔で、なんてことを!
あと「『blood+』は超反米アニメ。いいの?って心配になるくらい」という話を聞いたり。ライス国務長官とか、まんまの外見出てくるらしい…。見てみたいかも。