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やすみ日記
梅子
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2006年03月02日(木)
「モリのアサガオ」4巻

「モリのアサガオ」4巻読みました。
読み応えがあって、面白かったです。「死刑」に対して様々な角度から光を当てる4巻。その分、帯の「死刑囚と刑務官の禁断の友情物語」というコピーからは遠のいてますね。渡瀬は相変わらず、及川を警戒してるし。けど、トイレでしくしく泣く及川は、渡瀬に思い入れ強すぎだと思うの。渡瀬が、妹のプレゼント選びを、及川に頼むシーンは可愛い。
いじめ自殺した息子の敵を討った、お父さんの話が悲しいですね…。事件を忘れることで、何とか生きていこうとする遺族の話もやりきれない。確かに、死刑を望む人ばかりとは限らないですよね。及川と一緒に、ぐるぐる悩んでしまいます。迫も、星山のようにいつかは改心するのかな。してほしいですね。

烏城あきら「LinS」を読みました。
予想外に面白い。美容師さんの話だから、おしゃれでクールな感じかと思ったら、思いっきり人情あふれる商店街が舞台でした。主人公が性癖について真面目に悩み、相手との距離を測りかねてるあたりが、リアルで良いです。しかし、この商店街はその手の人が多いのね。公認カップルが二組。みんな、心が広い…。
明るく振る舞う石蕗の、寂しがりの本心を、さらりとすくい上げる宗方が男前。「悲しみに一区切りついたって、寂しさが無くなる訳じゃないだろう。無理すんな」って、いい人やなぁ。親友の今日子さんも、気っ風が良くて格好いい。優しい気持ちになった作品でした。ただ、その手のシーンがかなり多いので、苦手な方は要注意です(冒頭からとばしてます)。