もうすぐ次の号が出ちゃうんですけど、今月のLaLaで本誌デビューの街田シカクさんの「グッバイクライベイビー」が良かったです。 共に父親と上手くいかない高校生の男女。図書室で顔を合わせるたびに、徐々に縮まっていく関係が、優しい感じで好きでした。男の子が、不器用にしか振る舞えない自分自身を指して「不良品は要らないのかも」と言い、一人で居ることが当たり前だと思っていた女の子が、他人の存在に気づき始め「新しい可能性がある」って言う場面が、すんなり心に入ってきました。メッセージを強く押しつけてこないのだけど、静かに伝わるものがあって、この方の他の作品をもっと読んでみたいな…と思いました。
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